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プロピオン酸フルチカゾン(FP)は英国グラクソ・スミスクライン社で創薬された合成副腎皮質ステロイド薬です。FPの特徴はプロピオン酸ベクロメタゾンに比べ約2倍の局所抗炎症作用を有することおよび肝臓の薬物代謝酵素により速やかに加水分解されるため、血中への移行が極めて少ないことです。
フルナーゼ(R)点鼻液はFPを含有する鼻過敏症治療用に設計された局所定量噴霧式の点鼻剤であり、成人に対して通常1回各鼻腔に1噴霧(FPとして50μg)を1日2回投与することにより、アレルギー性鼻炎および血管運動性鼻炎の症状を改善します。また、臨床試験および市販後に行われた使用成績調査による、副作用の発現率は0.9%でした。
本剤は海外において1990年英国で鼻過敏症治療薬として承認されたのをはじめ、現在100ヵ国以上で承認されています。本邦においては、1989年点鼻剤として臨床試験を開始し、1994年に鼻過敏症治療薬として承認を受け、同年フルナーゼ(R)点鼻液として発売されました。また、2006年に透明容器の56噴霧用が追加発売されました。小児に対しては、現在英国をはじめとする20ヵ国以上で承認されています。本邦においては小児専用製剤として1回の噴霧液量を100μL(FPとして50μg)から50μL(FPとして25μg)に減量した小児用フルナーゼ(R)点鼻液25を開発し2003年承認を受け、同年発売致しました。 |
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