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グラクソ・スミスクラインと三共インスリン抵抗性改善型2型糖尿病治療薬「マレイン酸ロシグリタゾン」の情報提供活動に関する覚書を締結 |
2003-01-27 |
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グラクソ・スミスクライン株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:マーク・デュノワイエ、以下GSK)と、三共株式会社(本社:東京都中央区、社長:高藤 鉄雄、以下三共)は、GSKが現在、承認申請中のインスリン抵抗性改善型2型糖尿病治療薬「マレイン酸ロシグリタゾン」(以下ロシグリタゾン、海外での製品名:Avandia)について、両社による情報提供活動(コ・プロモーション)を行うことで基本合意に達し覚書を締結いたしました。
この度の合意内容は、ロシグリタゾンの承認取得日より、GSKと三共が共同で医療機関等への医薬情報提供活動を行うというものです。
ロシグリタゾンは、2型糖尿病の原因の一つであるインスリン抵抗性を直接改善し、内因性のインスリンの作用を高め、高血糖を是正する経口血糖降下剤です。ロシグリタゾンは、1999年5月に米国にて優先審査で承認されて以来、現在までに欧米各国を含む世界81カ国で承認され、340万人以上の患者さんに使用されており、チアゾリジンジオン系インスリン抵抗性改善薬のリーディングプロダクトとして地位を確立しています。本邦においては、2型糖尿病(単独療法ならびにスルホニル尿素剤との併用)を効能として、2001年末に承認申請を行いました。
GSKの社長のマーク・デュノワイエは、『ロシグリタゾンは、GSKの更なる成長にとって非常に重要な製品です。糖尿病患者さんの約95%が2型糖尿病であり、2型糖尿病の発症にインスリン抵抗性の増大が強く関与していることが示されています。インスリン抵抗性改善薬が患者さんの治療の一助となり、患者さんのQOLの向上に貢献できることを願っています。糖尿病領域に強い基盤を有する三共との協力体制により、インスリン抵抗性の重要性および本薬剤の安全性に対する理解を促進するとともに適正使用を推進し、ロシグリタゾンが2型糖尿病の治療に効果的であることを普及していきたい。』と述べています。
参考:インスリン抵抗性改善型2型糖尿病治療薬についてインスリン抵抗性は,各組織が体内で生産するインスリンに適切に対応できない状態であり、膵β細胞機能低下とともに、2型糖尿病の発症の主因です。インスリン抵抗性は,肝臓、末梢組織(骨格筋、脂肪)でのインスリン感受性を低下させブドウ糖の取り込みを減少させるとともに、肝からの糖新生を増加させます。また、インスリン分泌を亢進させ、膵β細胞の疲弊をまねき、最終的にはインスリン分泌不全を引き起こします。更に、高血糖、脂質代謝異常、高血圧、内臓脂肪型肥満などの種々の病態を伴い、動脈硬化性疾患である大血管障害(心筋梗塞・狭心症・脳卒中など)の発症に関与しています。
ロシグリタゾンの特徴は、長期投与時の安定した血糖コントロールが得られること、膵β細胞機能の保護作用が示唆されること、重篤な肝障害の可能性が極めて低いことなどが挙げられます。また、糖尿病治療の目的である、心筋梗塞などの大血管系の合併症を抑制する可能性が示唆されており、その効果を確認するために、欧米においてoutcome試験が進められています。
厚生省保健医療局による1997年度糖尿病実態調査報告書によれば、本邦で糖尿病が強く疑われる人が約690万人、糖尿病の可能性を否定できない人を含めた場合は約1370万人と推定されています。従来、日本人の2型糖尿病は、インスリン分泌障害が主因であると考えられていました。近年、食生活をはじめとして生活様式の欧米化に伴い、2型糖尿病の発症にインスリン抵抗性の増大が強く関与してきていることが報告されています。
三共は、生命関連産業として、世界に通用する製品を通じて世界の人々の健康と豊かな生活に貢献することを経営理念とし、「CARE&CUREで人と向き合う」をスローガンに掲げ、皆様の健康の向上に取り組んでおります。
グラクソ・スミスクラインは、研究に基盤を置き世界をリードする、医薬品およびヘルスケア企業であり、人々が心身ともに健康でより充実して長生きできるよう、生活の質の向上を企業使命としています。 |
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