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グラクソ・スミスクライン途上国向けにHIV/AIDS治療薬の優遇価格をさらに引き下げる「コンビビル」、1日$1.70から90セントに |
2003-05-07 |
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グラクソ・スミスクラインplc(以下GSK)は、4月28日(ロンドン現地時間)、これまで世界の最貧国に優遇価格で提供していたHIV/AIDS治療薬をさらに最大47%引き下げたことを発表しました。この結果、世界保健機関(WHO)が推奨しているHIV/AIDS治療薬の中心となっている「コンビビル」の優遇価格は、1日90セントとなります。
今回の薬価引き下げは、GSKのHIV/AIDS治療薬の製造プロセスにおける継続的な改善とスケールメリットが達成されたことによるものです。また、優遇価格、コミュニティーへの投資、そして疾病との闘いにおける新薬およびワクチンの研究開発を通じて途上国における医療を向上させるというGSKの継続的な取り組みを示しています。
GSKのCEOであるジャン-ピエール・ガーニエは、次のように述べています。
「今回の価格の引き下げは、長期継続可能な優遇価格で不可欠な薬剤をより入手しやすくするための当社の取り組みを示すものです。2001年6月に薬剤へのアクセスを拡大した際に、コストを削減する方法を模索し、節減された分を患者さんに還元することを約束しました。2002年9月にその約束を果たし、そして、今回も約束を履行することができました。」
「コンビビル」に加えてGSKは、その他のHIV/AIDS治療薬の優遇価格を引き下げました。例えば、「エピビル」(3TC)と「レトロビル」(AZT)は、それぞれ45%および38%引き下げられ1日35セントおよび75セントとなります。
GSKは、後発途上国およびサハラ以南のアフリカ諸国、計63ヶ国に長期継続可能な優遇価格で薬剤を提供しています。対象となるのは、政府、非政府組織、援助団体、国連機関、世界エイズ・結核・マラリア対策基金等を含みます。また、サハラ以南における深刻なHIV/AIDSの状況を鑑み、無保険の社員にHIV/AIDSのケアおよび治療を提供する雇用者もGSKのHIV/AIDS治療薬を優遇価格で購入できる対象となります。
世界エイズ・結核・マラリア対策基金のエクゼクティブ・ディレクターであるリチャード・フィーチェム氏は、次のように述べています。
「今回のGSKの発表は、何百万人もの人々が必要としているHIV/AIDS治療薬へのアクセスを大幅に拡大するさらなるステップであり、歓迎します。継続的な薬価の引き下げは、GSKのリーダーシップと同基金とのパートナーシップにおいて重要な貢献であります。そして、薬剤を購入するための資金を増やし、薬剤が確実に有効に提供されるよう現地における官民のパートナーの取り組みに結びつけていかなくてはなりません。」
また、ガーニエは、次のようにコメントしています。
「途上国の患者さんに優遇価格で提供しているHIV/AIDS治療薬をより一層多く出荷することができたという意味で、これまでの成果を誇りに思っています。しかし、当社は、HIV/AIDSの世界的流行の対策に向けてさらに取り組んで行くために、より一層パートナーと協力して行きたいと思っています。また、他の組織の取り組みを認識しており、歓迎しています。世界エイズ・結核・マラリア対策基金、 ブッシュ大統領の緊急エイズ救済措置、 世界銀行、 ゲイツ財団および他の組織は、途上国における患者さんが必要としている薬剤にアクセスできるよう資金を提供し始めています。このような資金およびそれに伴う長期的な薬剤の注文は、薬価引き下げを支えるために必要な需要およびスケールメリットの向上のために不可欠です。」
「しかしながら、まだ資源の大幅な増大が必要です。また、他の活動もしなければなりません。国際社会のすべてのセクターが、薬剤のよりよいアクセスへの障壁を取り除く責任を共有しなければ 途上国における医療を向上させることはできません。すべてのセクターとは、政府、国際機関、慈善団体、学術機関、製薬業界および他の組織を意味します。今度フランスのエヴィアンで開催されるG8会議は、このグローバルなチャレンジに対する先進国の取り組みとリーダーシップを早期に示す良い機会となることでしょう。」
備考
今回の発表は、欧州委員会委員のパスカル・ラミーおよびフィリップ・バスキン両氏が開催した薬剤のアクセスに関する円卓会議に先立って行われました。この会議には、GSKのCEOであるジャン-ピエール・ガーニエをはじめ、途上国における薬剤のアクセスの改善に取り組んでいる他の企業および組織の代表者が出席しました。
GSKは、2番目のサプライアーよりも約2倍の薬剤を提供しているHIV/AIDS治療薬のリーディング・サプライアーであり、HIV/AIDSワクチンを含む途上国における疾病のための薬剤およびワクチンの研究開発においても業界のリーダーとなっています。GSKは、WHOで定めている最も治療が優先されるべき3疾患(マラリア、結核、HIV/AIDS)すべてに関する予防および治療薬の研究開発を行っている唯一の企業です。
今回の発表は、途上国における薬剤のアクセスの向上に対するGSKの長年にわたる取り組みを示すものです。当社は、政府、慈善団体および公衆衛生プログラムを実施している機関にワクチンを大幅な値引きで20年間提供しています。
GSKは、1997年に途上国における母子感染減少プログラムのために「レトロビル」および「エピビル」の価格を最大75%引き下げ、HIV/AIDS治療薬を長期継続可能な優遇価格で他に先駆けて提供しました。2000年には、Accelerating Access Initiative (AAI)の設立のメンバーとなりました。AAIは、官民のパートナーシップから成っており、HIV/AIDS治療薬を含むHIV/AIDSとの闘いにおける適切で良質な介入への継続的な改善を目的としています。
2001年には、価格を再び引き下げ、優遇価格の対象となる顧客、国および薬剤の範囲を広げました。2002年9月に行ったさらなる薬価引き下げの結果、「コンビビル」の優遇価格が$1.70に引き下げられました。
現在GSKは、HIV/AIDS治療薬を55ヶ国に提供すべく131件の薬剤提供を手配しており、内25ヶ国は、63の中心国以外の国です。この結果GSKの「コンビビル」の途上国への出荷は、2001年の220万錠から2002年には600万錠近くに増加しました。これは、1日投与量300万錠に等しい数字です。
GSKは、抗マラリア薬を長期継続可能な優遇価格で63ヶ国における対象者に引き続き提供しています。これらの価格は、スケールメリットが達成されていないため、変わっていません。詳細は、gsk.comのウェブサイトを参照下さい。
グラクソ・スミスクラインは、研究に基盤を置き世界をリードする、医薬品およびヘルスケア企業であり、人々が心身ともに健康でより充実して長生きできるよう、生活の質の向上を企業使命としています。 |
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