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プレスリリース

グラクソ・スミスクライン2003年第2四半期業績発表
第2 四半期も好調に推移
一株当り利益23.9 ペンス(CER ベース15 %増)を達成

2003-07-24

  グラクソ・スミスクラインplc (GSK )は7 月23 日(ロンドン現地時間)、2003 年6 月30 日までの第2 四半期の業績を発表しました。事業活動による業績および法定決算の概要は以下の通りです。なお、解説については特に明示されていない限り事業活動による業績をベースとしています。


業績概要
-第2四半期増加率(対前年)上半期増加率(対前年)
£mCER %£%£mCER %£%
売上高5,3753(1)10,59761
事業活動の業績*
営業利益1,891843,698158
税引き前利益1,9691383,743189
一株当り利益23.9p15945.7p2012
法定決算
営業利益1,80116113,5032214
税引き前利益1,88221153,5512516
一株当り利益22.8p221643.3p2718


*事業活動の業績には、合併関連項目、統合・再編費用および関連子会社の清算は含まれない。こうした項目を除外することによって、この期間の業績の適正な比較がなされるものと経営陣は考えている。法定決算はこれらの項目を含んでいる。

**実質的な業績を明示するために、グループの慣行として、事業活動の業績は、CER (恒常為替レート:業績をポンド換算する為替レートが前年同期と同じと仮定した場合の伸び率を表わす)ベースで示されている。
業績の解説は特別に明示されていない限り、CER および事業活動の業績ベースで示されている。

2003 年第2 四半期 ハイライト

●医療用医薬品の売上高は第2 四半期は3 %増、上半期は6 %増であった。上半期に米国で「オーグメンチン」の後発品の参入により約3 億ポンドの売上を失ったにもかかわらず好調に推移した。
●「セレタイド」の上半期の売上は39 %増の10 億ポンドを超え、最も急成長しているGSK のNo.1 製品に成長した。
●一株当り利益は第2 四半期に15 %増、上半期は20 %増であった。この2003 年上半期における堅調な業績は、本年度の「パキシル」の後発品の参入の可能性にかかわらず、2003 年に一桁台後半かそれ以上の事業活動における一株当り利益の伸長を期待できることを示唆している。
●GSK は2003 年後半に米国市場において、勃起不全の治療薬「レビトラ」および抗うつ剤「ウエルブトリンXL 」という2 つの主要な製品の発売を予定している。
●為替の影響でポンドベースの売上高は第2 四半期に4 %、一株当り利益は6 %減少した。現時点の為替レートが維持された場合、2003 年の後半においては一株当り利益に対する通貨の影響はほぼ受けないものと予想される。

2003 年 第2 四半期 概況

2003 年第2 四半期の業績について、CEO のジャン-ピエール・ガーニエは次のように述べています。
「この第2 四半期にGSK は強固な業績を示し、2003 年上半期の一株当り利益は20 %伸長しました。これは、第1 四半期に米国で「オーグメンチン」の後発品の影響により3 億ポンドの売上を失ったにもかかわらず、大変素晴らしい結果を収めた証しです。この堅調な業績に基づき、私達は2003 年の利益予想を改善します。私達は本年度の「パキシル」の後発品参入の可能性にかかわらず、2003 年に一桁台後半かそれ以上の一株当り利益の伸長を見込めるものと期待しています。」

医療用医薬品は引き続き好調な業績で推移

●医療用医薬品の第2 四半期の売上高は3 %増の46 億ポンドであった。

●米国での第2 四半期の売上は2 %増の24 億ポンドであった。既に示したように、第1 四半期の米国における12 %の
伸長は、いくつかの製品での卸の在庫調整による恩恵によるものでした。第2 四半期は、いくつかの逆転現象が
生じ低い伸長という結果に終わりました。全般的に見れば、上半期に7 %増であった米国の売上は、概して米国
の実質的な業績と合致しています。

●ヨーロッパでの第2 四半期の売上は2 %増の約13 億ポンドでした。主要な市場においては、引き続き、医療制度
改革の影響を受けましたが、新興成長市場の中央ヨーロッパおよび東ヨーロッパが7 %増と堅調な業績を示しま
した。

●世界のその他の地域における第2 四半期の売上は9%増でした。これは、カナダが13 %増、アジアパシフィック
が6 %増、また、メキシコでの取引状況が回復したことによるラテンアメリカの21 %増の好調な業績が貢献した
ものです。

幅広い製品ポートフォリオによる好調な業績

医療用医薬品の売上は、急成長を遂げている幅広いポートフォリオにより引き続き堅調に推移しています。
●「セレタイド」/「アドベアー」はGSK のNo.1 製品としての確固たるポジションを確立し、この第2 四半期の売上は31 %増の5 億3100 万ポンドでした。米国での第2 四半期の売上は41 %増で、発売以来、1900 万枚を超える処方箋が書かれており、350 万人の患者さんに処方されています。呼吸器領域においては、「フリキソタイド」/
「フローベント」(日本での製品名:「フルタイド」)の売上は8 %減の1 億7300 万ポンド、「セレベント」の売上は18 %減の1 億900 万ポンドで、「セレタイド」成功による影響が続いています。

GSK は、「アドベアー」の幾つかの新たな適応追加に向けて開発を進めています。この第2四半期に、GSKはFDA に「アドベアー」の4 歳から12 歳の小児への適応追加を申請しました。また、ヨーロッパにおいて、COPD(慢性閉塞性肺疾患)の適応を取得しました。米国においては5 月にCOPD の適応において追加データをFDA に提出しています。FDA によるレビューの結果は、今年末に示されるものと見込んでいます。

●うつ・不安障害のリーディングプロダクトである「セロキサ-ト」/「パキシル」の第2 四半期の売上は、5億2000 万ポンドでした。コントロールリリース製剤である「パキシルCR 」は引き続きマーケットシェアを伸ばしており、米国における「パキシル」の新規処方箋の38 %を占めています。
世界のその他の地域における同剤の売上は33 %増と好調で、これは引き続き日本での好業績が貢献しているもの です。

●GSKの経口糖尿病治療薬である「アバンディア」と「アバンダメット」の全世界の売上は、3 %増の2億1200万ポンドと堅調に推移しました。米国における「アバンディア」と「アバンダメット」の売上高は5 %減と報告されていますが、これは第1 四半期の卸在庫の変動によるもので、実質的伸長率はおおよそ20 %増でした。
「アバンダメット」は、この第2 四半期にCPMP から肯定的な評価を受けたことにより、今年後半にもヨーロッパでの発売が期待されます。

●抗HIV薬領域は全地域において堅調で、第2 四半期の売上は11%増の3億9000 万ポンドでした。GSKの製品はHIV治療において不可欠であり、米国におけるHIV 治療薬の処方のトップ10 の全てにGSK製品が含まれています。
第2 四半期に、GSK と塩野義製薬はインテグレース阻害薬810781 (S-1360 )のフェーズ2 の臨床データを再審査し、このリード化合物の開発を中止することで合意しました。この代わりのフォローアップ化合物として1838が選ばれました。また、GSK とメディビアは現在フェーズ1 の開発段階にあるユニークな耐性を有したヌクレオシドアナログ逆転写酵素阻害剤であるMIV-210 の開発に関する新たなライセンス契約を交わしました。

●「ラミクタール」および「バルトレックス」も引き続き堅調に推移しています。「ラミクタール」は、この第2四半期に28 %増の1 億3500 万ポンド、「バルトレックス」は32 %増の1 億3200 万ポンドでした。さらに両製品は、適応追加によるベネフィットがもたらされるでしょう。「ラミクタール」は双極性障害の適応として今年6月にFDA より承認を取得し、「バルトレックス」は第3 四半期に性器ヘルペスの感染リスクの抑制の適応でFDAより承認取得できる見込みです。

●α/β遮断薬である心不全の治療薬「コレッグ」の第2 四半期の売上は20 %増の8400 万ポンドでした。「コレッグ」は、今年公表された新たな期待できるデータにより恩恵を得ることができるものと思われます。心不全において最長で最大規模の臨床試験COMET の結果が今月のランセット誌に掲載され、「コレッグ」はβ遮断薬のメトプロロールと比べ、17 %も死亡率を減少させることが示されました。これは「コレッグ」が左心室機能障害の患者さんの死のリスクを23 %減少させることができるという最近の臨床試験CAPRICORN の素晴らしいデータを確固
たるものとしました。

●「オーグメンチン」の第2 四半期の売上は42%減の1 億7900 万ポンドでした。米国での売上は後発品の参入により減少となりましたが、この売上減少は「オーグメンチンES 」および「オーグメンチンXR 」の好調な売上推移により部分的に緩和されました。現在、両剤はGSK の「オーグメンチン」および後発品の処方箋枚数の30%以上を占めています。

●「ウエルブトリン」(売上が22 %増の2 億3000 万ポンド)や「ゾフラン」(売上が25%増の2億600万ポンド)、「フリキソナーゼ」(日本での製品名「フルナーゼ」)(売上が18%増の1 億6400万ポンド)を含む他の主力製品も順調に推移し売上に貢献しました。


新製品アップデート

●勃起不全に有効な新規治療薬「レビトラ」は、ヨーロッパで次々と発売されています。米国においては、5 月に行われたFDA 諮問委員会が順調であったことを受け、GSK とそのパートナーであるバイエルは、今年下半期の初めには承認されるものと期待しています。

●「ウエルブトリンXL 」は、初の、また唯一の一日一回投与の抗うつ剤で、性機能障害と体重増加の発現率が低いという、魅力的かつ差別化された製品プロファイルを有しています。GSK は、6 月にFDA 医薬品承認見込み通知書を受け、クラス1 に定められた追加資料の提出を行いました。従って承認に向けたFDA の回答日は9月3日に設定されています。

●当第2 四半期中、非ホジキンリンパ腫の新規治療薬「ベクサール」がFDA より承認されました。GSK は、そのパートナーであるコリクサと共に7月末に発売する予定です。

●HIV治療用の新規プロテアーゼ阻害薬”908”は、現在FDA の審査中で、今年下半期の承認に向けて期待どおりに進行しています。

●「エピビル」+「ザイアジェン」は、HIV 治療用の新しい一日一回服用の配合剤として、2003 年下半期中にFDA に承認申請する予定です。

●COPD の新規経口治療薬「アリフロ」は、9 月5 日に開催されるFDA 諮問委員会で審査される予定です。

コンシューマーへルスケア部門は、3 %増の8 億900 万ポンド

当四半期中の売上の伸長は、ヨーロッパ(+4 %)および世界のその他の地域(+5 %)が牽引しました。北米の売上は、1%増でした。

一般用医薬品の売上は、3%増の3億7700万ポンドで、これにはいくつかの皮膚科用剤を獲得したことが貢献しました。オーラルケア製品は、2%減の2億6900万ポンドで、全地域での市場の競合状況が反映されています。栄養補助製品は、ヨーロッパにおける「ルコゼイド」(+22%)とその他の地域における「ホーリックス」(+18%)の堅調な売上により12 %増の1 億6300 万ポンドでした。

財務概況


営業利益および一株当り利益

事業活動の業績による営業利益の伸びは、8%増の18億9100 万ポンドで、売上の伸びの3%を上回っています。営業利益率は、2002年第2四半期の33.6 %と比べ1.6 %好転して35.2 %となりました。これは、主として売上原価が4 %節減され、販売費および一般管理費が1%節減されたことによるものです。研究開発費は12 %増加しました。売上原価は、売上の1%削減されましたが、これは合併・統合によるコストや生産部門再編等によるコストの節減によるものです。
また、販売費および一般管理費は、売上の1.6 %削減されました。これは、合併遂行やoperational excellence cost saving programme による経費節減によるものです。

営業外利益は、2002 年の第2 四半期の1600 万ポンドと比べ、2003 年第2 四半期は8700 万ポンドでした。これには、いくつかの非主要製品の売却が含まれます。

一株当り利益は23.9ペンスで、CERベースで15%増、英ポンドベースで9%増でした。第2四半期における一株当り利益に対する為替相場のマイナス影響は6%で、強いユーロに一部相殺されているものの、米ドル安が継続していることが要因です。

合併および生産部門の再編コストを考慮に入れた場合(法定決算)、53億7500万ポンドの売上に対して、営業利益は18億100万ポンドでした。その他経費、税および製品導出の費用を加味した場合の一株当り利益は、2002 年第2 四半期の19.7ペンスに比べ、22.8 ペンスでした。合併および生産部門の再編コストは、2002 年第2 四半期に比べ低く、これら再編プログラムが完了に向けて動いていることを反映しています。英ポンドベースでは一株当り利益が16%増で、事業活動の業績におけるCERベースでの一株当り利益の伸びを上回りました。これは、為替相場のマイナス影響はあったものの、合併および再編コストが低かったことによるものです。

合併および再編

合併および生産部門の再編に関連して、2003年第2四半期に8300万ポンドの費用が発生しました。前年同期には1 億8500万ポンド発生しています。GSK は、今年度末までの合併および生産部門の再編によるコスト節減総額18 億ポンドの計画に向けて順調に推移しています。これには、ブロックドラッグ社統合分(2001 年1 月)は含まれていません。


通貨

2003年第2四半期の業績は、平均為替レート1ポンド=1.62ドルおよび1ポンド=1.43ユーロをベースにしています。2002 年第2四半期は平均為替レート1 ポンド=1.47 ドルおよび1 ポンド=1.58 ユーロでした。7 月16 日付の為替レートは、1 ポンド=1.59 ドルおよび1 ポンド=1.42 ユーロでした。現時点の為替レートが維持された場合、2003 年の後半においては一株当り利益に対する通貨の影響はほぼ受けないものと予想されます。


配当

取締役会は、第2四半期の配当を一株当り9ペンスと発表しました。2002年第2 四半期も9ペンスでした。配当金は、ADR保有者には、1ポンド=1.59095ドルで換算し、1ADR につき28.637 セントが支払われます。配当金は、2003 年7月30 日を配当落ち期日とし、2003年8月1日における登録株主およびADR 保有者に2003 年10 月2 日に支払われます。

2003 年度の利益について

GSK は、事業活動の業績による一株当り利益を、2003 年は、米国での「パキシル」の後発品の参入の可能性にかかわらず、一桁台後半またはそれ以上の伸長を見込んでいます(CER ベース)。

自社株買い付けプログラム

2002年10月にGSKは、40億ポンドを投入して市場にある自社株を購入する新たな計画を発表しました。この計画に、2002年には2億1900万ポンドが、2003年第1四半期には2億6200万ポンドが、また2003 年第2 四半期には2 億7500 万ポンドが投入されました。買い付けの金額および時期は、市場状況やその他要因を考慮しながら決定します。


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