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プレスリリース

グラクソ・スミスクライン、1日で1,000万人分の薬剤を無償で提供

2003-07-29

  グラクソ・スミスクライン(本社:ロンドン、以下GSK)は、この度「リンパ系フィラリア症撲滅のための国際協力」の一環として、スリランカの保健当局が1日で1,000万人近くに予防薬を無償で配布する取り組みに、その薬剤であるアルベンダゾールを無償で寄付したことを発表しました。これは、体の形状を損なう疾患であるリンパ系フィラリア症を撲滅させるための大規模な取り組みとして行われるものです。

7月27日に企画された「フィラリア症予防の日」は、象皮病としても知られるリンパ系フィラリア症を撲滅させる国際的な対策の最新の取り組みであります。リンパ系フィラリア症とは、体の形状を損なう熱帯病で、世界の主要な身体障害原因の一つに挙げられています。現在、1億2000万人が感染しており、更に10億人が感染のリスクにさらされています。

この「フィラリア症予防の日」は、「リンパ系フィラリア症撲滅のための国際協力」の国際的戦略の一環として企画されました。「リンパ系フィラリア症撲滅のための国際協力」とは、世界保健機関(WHO)、リンパ系フィラリア症が蔓延している各国の保健当局および40の官・民・学組織から成るパートナーシップを指します。GSKは、この国際協力の発足メンバーであり、リンパ系フィラリア症が撲滅されるまで同社の薬剤であるアルベンダゾール錠を無償で寄付しています。これは、20年間に渡る取り組みであり、推定50億-60億錠または、10億米ドルに及ぶ活動です。

リンパ系フィラリア症が蔓延している地域全体に、アルベンダゾールと1つもしくは2つの他剤を年1回5年間に渡り併用投与することにより、リンパ系フィラリア症の伝播を食い止めることができます。リンパ系フィラリア症がもたらす影響には、四肢、胸、あるいは性器の皮膚が厚くなり腫れる象皮病や、精巣の周りの嚢に水がたまり、風船のように膨らむ陰嚢水腫などがあります。同プログラムの一環として提供される薬剤は、蚊から人への感染サイクルを中断させることにより、リンパ系フィラリア症がもたらすこれらの影響から次世代を救うことができるのです。

スリランカの総人口は、1,900万人であり、その内の1,000万人がリンパ系フィラリア症の蔓延地域に住んでいます。今回の大規模な薬剤配布のためにGSKは、今年の4月にアルベンダゾール錠をスリランカの保健当局に1,000万錠出荷しました。また、今年の「フィラリア症予防の日」に当り、5万人近くの医療従事者およびボランティアが募られました。

薬剤投与のためにリンパ系フィラリア症が蔓延している地域の全人口を動員させることは、数ヶ月間に渡る計画および啓発活動を必要とする大規模な取り組みです。スリランカの保健当局は、大規模なラジオ・テレビ広告キャンペーンを初め、場内放送やポスター・新聞広告を展開しました。また、医療従事者も会議やグループ・ディスカッション形式で地域に働きかけ、各家庭を訪問し、リーフレットを提供するなど情報提供を行いました。「フィラリア症予防の日」の前夜には、薬剤配布の予告を宣伝するためのパレードやラジオでのアナウンスが行われました。

リンパ系フィラリア症撲滅プログラムには既に37ヶ国が参加しており、今後予定されている大規模な薬剤投与および予定投与人数には以下があります。

日時 国 ターゲット人数
8月 ウガンダ 400万人
9月 ハイチ 110万人
10月 エジプト 250万人
10月 タンザニア 400万人
10月 バングラデッシュ 1800万人
11月 ミャンマー 1700万人

グラクソ・スミスクラインは、研究に基盤を置き世界をリードする、医薬品およびヘルスケア企業であり、人々が心身ともに健康でより充実して長生きできるよう、生活の質の向上を企業使命としています。企業情報については、グラクソ・スミスクラインのホームページをご参照下さい。(www.gsk.com.)


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