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プレスリリース

サルメテロールとフルチカゾンの併用が喘息のコントロールを大幅に向上
最新の研究により、軽症喘息に見られる誤解と、より良い喘息管理の必要性が明らかに

2003-10-01

 

2003年9月29日、ウィーンで開催された第13回ヨーロッパ呼吸器学会(ERS)において、キシナホ酸サルメテロールプロピオン酸フルチカゾンの配合剤(セレタイド™)が、すでに喘息治療薬として確立されているキシナホ酸サルメテロールプロピオン酸フルチカゾンのそれぞれの単剤投与と比べて、喘息のコントロールが優れているという新しいデータが発表されました。

これは、282例の軽症・中等症の喘息患者を対象とした、キシナホ酸サルメテロール(以下S, 50 mcg b.i.d.)、プロピオン酸フルチカゾン(以下FP, 250mcg b.i.d.)およびキシナホ酸サルメテロール/プロピオン酸フルチカゾン配合剤(以下SFC, 50/250 mcg b.i.d.)の比較試験で、3年間にわたる『実際の生活』に則した試験です。試験開始時に、患者は3つの治療群にほぼ均等に無作為に割り付けられました(FP n=32%; S n=34%; SFC n=34%)。3年間の試験期間中、定期的に喘息のコントロール状態が評価され、良好なコントロールを達成するために、必要であれば他の治療群への変更が行われました。その結果、試験終了時には、他の薬剤と比べ、かなり多くの患者が、良好な喘息のコントロールを維持するために、SFCに切り替えられていたことが明らかとなりました。3年後の治療群の内訳は、SFC (投与前+41%)が73%、FP (同 -12%)が21%、S (同 -28%)が5%でした。これは、キシナホ酸サルメテロールプロピオン酸フルチカゾンの併用の効果を明らかに示すものです。

主研究者であるBo Lundback医師(the Lung & Allergy Research Group, Karolinska Institute, Stockholm, Sweden)は、次のように述べています。「この試験結果により、キシナホ酸サルメテロール/プロピオン酸フルチカゾン配合剤の総合的な症状コントロールに対する高い効果が明らかになりました。今まで、喘息患者は、ある程度の症状を甘受しながら暮らすしかありませんでした。しかしながら、この試験結果から、患者の喘息を充分に観察し、適切な治療を施すことで、大半の患者で良好な喘息コントロールが得られることがわかりました。」

ERSで発表されたもう一つの試験では、変わりやすく予測不可能な喘息の特徴が強調されています。喘息の重症度によって、増悪(ぞうあく)の発現を確実に予見することはできず、軽症の喘息患者でさえ、そのような増悪を来たす恐れが多大にあることを本試験結果が示しています。これは、ヨーロッパの現状が、GINA(Global Initiative for Asthma) のガイドラインによって定められた長期的な喘息管理の目標とはほど遠い、との結論を下した既発表の試験の結果をさらに裏付けるものです。

Eric Bateman教授*(Professor of Respiratory Medicine at the University of Cape Town)は、この2つの試験について次のように述べています。「多くの軽症喘息患者で、喘息管理が最良の状態にあるとはいえません。実際のところ、”軽症(mild)”という表現が、これらの患者における病気の程度を誤解させているかもしれません。私達医師は、軽症から中等症の喘息患者の治療にあたって、積極的で長期的な治療・管理の取り組みを詳細に検討する必要があります。短期間のステップ・アップのアプローチにより喘息の完全なコントロールを達成・維持するという仮説が、最近実施されたプロスペクティブな無作為化大規模試験の中で検討されており、現在試験結果の分析が行なわれています」。

さらに、SFC配合剤が喘息のコントロールを達成・維持し、患者の生活の質(QOL)を改善し、それによってGINAによって定められた治療目標を達成したことを示すエビデンスが集積されてきています。前述のBateman教授は、「キシナホ酸サルメテロールプロピオン酸フルチカゾンの併用療法は、臨床的な治療成績の改善のみならず、喘息によって制限を受けることのない普通の生活を実現するのを助け、達成しうる生活の質への患者自身の期待を高めることができます」と述べています。

喘息の病態は、慢性の気道の炎症と、急性の気管支収縮の2つの要因によるものです。持続性の喘息症状をもつ患者には、吸入ステロイド薬に長時間作動型吸入β2刺激薬を追加することが推奨されます。また、キシナホ酸サルメテロールプロピオン酸フルチカゾンが補完的に作用し、肺機能の顕著な改善をもたらす相乗効果があることを示す試験結果が報告されています。

喘息は、全世界的に人々の健康上の重大な問題となっており、WHO(世界保健機関)は、1億〜1億5千万人の人々が喘息に苦しんでいると推定しています7。また、喘息死は全世界で、年間18万人に達しており、喘息治療に関連する医療費は、結核とHIV/AIDSを合わせた数字を上回ると推定されています。

グラクソ・スミスクラインは、研究に基盤を置き世界をリードする、医薬品およびヘルスケア企業であり、人々が心身ともに健康でより充実して長生きできるよう、生活の質の向上を企業使命としています。


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