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グラクソ・スミスクライン 途上国におけるHIV/AIDSとの闘いの一助となる更なる措置を実施 〜「コンビビル」、一日65セントに引き下げ、 南アフリカにおける任意ライセンス供与を拡大〜 |
2003-10-22 |
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グラクソ・スミスクラインplc(以下GSK)は、10月16日(ロンドン現地時間)、世界の最貧国が直面しているHIV/AIDS問題への更なる措置について発表しました。GSKは、HIV/AIDS治療薬の製造のコスト節減を還元するという取り組みを遵守し、今回、対象国・組織に対してHIV/AIDS治療薬の優遇価格を更に引き下げました。また、サハラ以南のアフリカ諸国最大の後発医薬品会社であるアスペン・ファーマケア社(Aspen Pharmacare)への任意ライセンス供与の範囲を拡大しました。
今回の措置により「コンビビル」は、一日90セントから65セントまでに引き下げられました。「コンビビル」は、世界保健機関(WHO)が現在推奨するHIV/AIDS治療の中心的薬剤となっています。またGSKは、他の多くのHIV/AIDS治療薬の優遇価格も引き下げ、例えば「エピビル」は、一日19セントに、「レトロビル」は、一日58セントに引き下げられました。
今回の価格引き下げは、製造プロセスの更なる改善とスケールメリットが達成されたことで可能となりました。GSKは、これまでにHIV/AIDS治療薬を優遇価格で56カ国に提供すべく150件の依頼に応じて薬剤提供を手配しています。2003年4月から9月までの半年間、GSKは、「コンビビル」を優遇価格で600万錠以上出荷しました。
アスペン・ファーマケア社に供与している「コンビビル」、「エピビル」、「レトロビル」の製造・販売に関する任意ライセンスは、これまで南アフリカおよびジンバブエの公的部門のみをカバーするものでしたが、今回GSKは、サハラ以南のアフリカ諸国すべての公的部門と民間部門を含むようライセンス供与の範囲を拡大しました。
グラクソ・スミスクラインのCEOであるジャン-ピエール・ガーニエは、「HIV/AIDSの問題は、国際社会にとって大きなチャレンジです。今回発表した措置は、GSKが継続可能な優遇価格やパートナーシップ、コミュニティーへの投資、そして疾病と闘うための新規薬剤およびワクチンの研究開発を通じて国際的取り組みにおける不可欠な役割を果たしていることを示すものです。」と述べています。
また、WHOの HIV/AIDS、結核およびマラリア担当のAssistant Director-Generalであるジャック・C・チャウ博士は、以下のコメントを述べています。
「今回のGSKの価格引き下げおよびサハラ以南のアフリカ諸国におけるHIV/AIDS後発品治療薬の製造および販売に関するライセンス供与の範囲の拡大という積極的な措置をWHOは、歓迎します。このような措置は、資源が乏しい環境におけるHIV/AIDS治療薬の使用拡大に貢献するものであり、また命を救うHIV/AIDS治療薬を2005年までに300万人に提供するというWHOの目標達成を促進するものとなります。」
「GSKの取り組みは、保健医療のインフラ整備、革新的な官民パートナーシップおよび国の保健労働者の研修と合わせてHIV/AIDSの患者さんを支援するキャンペーンに大幅な進歩をもたらすものです。」
さらに英国の国際開発大臣であるヒラリー・ベン国会議員は、以下の通り述べています。
「GSKの発表を、大いに歓迎します。特にアスペン社への任意ライセンス供与の拡大は、途上国における不可欠な医薬品へのアクセスを向上させる一助となります。HIV/AIDSの流行と闘うには、途上国の各国政府、業界および資金提供者側からの更なる援助が必要です。英国は、治療および予防を通じてその役割を果たすことに取り組んでいます。そして、貧しい人々が薬剤へアクセスできるようになるということは、機能する医療制度も必要であるということを決して忘れてはなりません。」
備考
GSKはHIV/AIDS治療薬のリーディング・サプライアーであり、HIV/AIDSワクチンを含む途上国における疾病のための薬剤およびワクチンの研究開発においても業界のリーダーです。GSKは、途上国においてWHOで定めている最も治療が優先されるべき3疾患(マラリア、結核、HIV/AIDS)すべてに関する予防および治療薬の研究開発を行っている唯一の企業であると考えます。
今回の発表は、GSKが、途上国における薬剤アクセスの向上に対する長年にわたる取り組みを示すものです。GSKは政府、慈善団体および公衆衛生プログラムを実施している機関にワクチンを大幅な値引きで20年間提供しています。
GSKは1997年に途上国における母子感染減少プログラムのために「レトロビル」および「エピビル」の価格を最大75%引き下げ、HIV/AIDS治療薬を長期継続可能な優遇価格で他に先駆けて提供しました。2000年には、官民のパートナシップから成り立っており、抗レトロウイルス療法を含むHIV/AIDSとの闘いにおける適切で良質な介入への継続的な改善を目的としたAccelerating Access Initiative(AAI)の設立のメンバーとなりました。
2001年には、その薬剤アクセスプログラムを拡大し、価格を再び引き下げ、優遇価格の対象となる顧客、国および薬剤の範囲を広げました。また、引き続きコストを更に削減する方法を模索し、節減された分を患者さんに還元することも約束しました。2002年9月および2003年4月に更なる薬価引き下げの結果、「コンビビル」の優遇価格が90セントとなりました。
今回の価格の引き下げは、製造原価および製造プロセスの改善を示しています。これらはコスト削減や製造工程の複雑性を削減するための改善や新たな購買契約、また社内の製造工程を増やすことを含みます。
GSKの優遇価格は、国連がリストアップしている後発途上国およびサハラ以南のアフリカ諸国、計63カ国に適応されます。また、世界エイズ・結核・マラリア対策基金より完全に助成されているすべてのプロジェクトも対象となります。対象となる顧客は、政府、非政府組織、援助団体、国連機関および 他の国際的買付基金を含みます。
さらに、サハラ以南のアフリカ諸国では、無保険の社員にHIV/AIDSのケアおよび治療を提供する雇用者もGSKのHIV/AIDS治療薬を優遇価格で購入できる対象となります。
この数ヶ月で、HIV/AIDSにいくつもの重要な進展がありました。例えば、ブッシュ大統領による緊急エイズ救済措置(Bush Emergency Plan)、薬剤アクセスに関するG8の取り組み、国際基金による資金提供およびWHOのより一層の取り組みです。また、資源の大幅な増大が依然として必要です。薬剤の流用を未然に防ぐためにあらゆる措置を講じなくてはならず、対象となる患者さんに薬剤を確実に届けなければなりません。また知的財産の保護を通じて研究開発のインセンティブを維持することも重要です。例えば、HIV/AIDSを治す薬剤もワクチンもまだ開発されておらず、既存のHIV/AIDS治療薬も、耐性の問題に直面しています。
途上国における医療の向上は、薬剤アクセスの向上を阻む障害に対し国際社会の全員-政府、国際機関、慈善団体、学術機関、製薬業界および他組織-が共同責任に基づいて取り組むことによってのみ達成できることです。
なお、GSKは、そのマラリア治療薬を継続可能な優遇価格で対象となる63カ国における顧客に引き続き提供しますが、スケールメリットが達成できていないため今回は、価格の変更はありません。
グラクソ・スミスクラインは、研究に基盤を置き世界をリードする、医薬品およびヘルスケア企業であり、人々が心身ともに健康でより充実して長生きできるよう、生活の質の向上を企業使命としています。企業情報については、グラクソ・スミスクラインのホームページをご参照下さい(www.gsk.com)。 |
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