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ホーム  >  報道関係のみなさま  >  プレスリリース  >  2004年7月〜12月
 
プレスリリース
 

当該プレスリリースは、世界COPDデー日本委員会(委員長 順天堂大学医学部教授 福地義之助)から発行されたものです。共催社の1社としてここでご案内させていただきます

   
世界COPDデー推進日本大会2004

COPDチェックイベント
〜 643名の喫煙歴や肺機能、症状をチェック 〜

  2004-11-17
 
 

「COPD(Chronic Obstructive Pulmonary Disease:慢性閉塞性肺疾患)」の啓発活動を行う世界的な組織GOLD(Global Initiative for Chronic Obstructive Lung Disease)は、毎年11月中旬の水曜日の1日を世界COPDデーと定めており、この日に向けて世界各国でCOPDに関する認知を高める活動を行っております。日本においては、2004年11月10日、11日の両日に、世界COPDデー推進日本大会2004として、一般市民を対象としたCOPDチェックイベント、11月11日に報道関係者を対象としたメディアフォーラムを開催しました。また、事前にインターネットによる認知度調査も行いましたので、その結果もご報告致します。

11月10日にJR品川駅構内、11日に西銀座デパート前で行ったCOPDチェックイベントでは、643名がCOPD早期診断の決め手となる「スパイロ検査による肺機能チェック」に参加しました。643名の肺機能検査結果を以下のようにまとめましたので、ご報告いたします。
スパイロ検査で1秒率が70%未満の場合、COPDなどの閉塞性障害の可能性があります。

  <結果概要>

一般市民643名の肺機能チェック結果

参加者の内訳は、男性289名(44.9%)、女性354名(55.1%)であった。
年齢層は10代〜80代と幅広く、20〜60代が98%と大部分を占めた。
参加者の喫煙歴を尋ねたところ、非喫煙者319/643名(49.6%)、現在喫煙者161/643名(25.0%)、過去喫煙者148/643名(23.0%)、無回答15/643名(2.3%)であった。
 
スパイロ検査で1秒率が70%未満であった人(COPDなど閉塞性換気障害の疑いがある人)は、全体で53/643名(8.2%)、男性34/289名(11.8%)、女性19/354名(5.4%)であった。
喫煙歴別にみると、スパイロ検査で1秒率が70%未満であった人は非喫煙者20/319名(6.3%)、現在喫煙者12/161名(7.5%)、過去喫煙者18/148名(12.2%)と、過去喫煙者でその割合が高かった。
 
1秒率70%未満の53名を年齢別にみると、年齢が高くなるほどその割合が高かった。
 
参加者に呼吸器症状の有無を尋ねたところ、「よく咳をする」33.4%、「よく痰が出る」34.2%、「階段や坂道で息切れする」48.4%、「同世代の人と同じペースで歩くと息切れする」15.6%が症状があると答えた。COPDの初期症状であるこれらの症状は、健康な人でも訴えることが多いが、スパイロ検査で1秒率70%未満の人では、「よく咳をする」54.7%、「よく痰が出る」49.1%、「階段や坂道で息切れする」60.4%、「同世代の人と同じペースで歩くと息切れする」17.0%と、いずれにおいても症状を有する割合が高かった。
 
2003年11月に東京駅構内で行った452名の結果では全体の7.3%にあたる33名が1秒率70%未満であったが、今回もこれに近い結果が得られた。通常の生活を送る健康な人たちの中にも、肺機能が低下している人が一定の割合いることを示す興味深い結果であり、肺機能チェックの普及が望まれる。

インターネットによる1,000人アンケート調査結果

全国20歳以上の男女1,030名にCOPDについての認知度調査を実施

   
参加者の内訳は、男性47.6%(490名)女性52.6%(540名)。
年齢層は30代が最も多く43.3%ついで20代(26.8%)であった。 (マクロミル社登録モニター)
COPDという病名を知っている人は、18.9%(195名、20歳以上でインターネットを使用する男女の約5人に1人)であった。
 
   
COPDを知っていると答えた195名のうち、「肺の病気」と答えた人は54.4%、「喫煙」が原因と答えた人は48.2%、診断するのに大切な検査は「スパイロ検査」と答えた人は45.1%であった。
 
COPDの認知経路としては、テレビが51.8%と最も多く、ついで新聞( 27.7%)、インターネット(22.1%)の順であった。上記3問の質問に1つ以上正しく答えた人112名においては、テレビ(20.8%)、新聞(16.8%)、インターネット(16.8%)という結果になった。
 

今回のインターネット調査により、COPDという病名は、成人の5人に1人に知られるようになり、世界COPDデーを初めとする疾病啓発活動の成果が徐々に現れてきたと考えられます。

COPD(Chronic Obstructive Pulmonary Disease:慢性閉塞性肺疾患)とは
喫煙が主な原因とされる肺の生活習慣病。気管支の炎症や肺の気流閉塞により呼吸困難を起こす慢性の呼吸器疾患で、息切れ、咳、喘鳴、痰の増加が特徴的な症状です。日本では530万人以上の患者がいると推計されていますが、実際に治療を受けているのは約21万人に過ぎず、残り95%は未治療のまま病気を進行させてしまっている可能性があります。高齢化や喫煙開始の低年齢化に伴い、今後患者数が増加すると推定されています。
またWHO(世界保健機関)の調査によると、COPDは2020年に死亡原因の第3位になると予測されており、世界規模での早急な対応が迫られている重篤な疾患の一つです。
   
GOLD(Global Initiative for Chronic Obstructive Lung Disease)とは
  COPDの医療水準の向上と啓発活動を行うため、WHOとNHLBI(米国立心肺血液研究所)の呼びかけのもと、日本を含む世界50ヶ国以上の専門家が中心となり発足させた組織。2002年から、毎年11月のある1日を「世界COPDデー」に制定し、COPDの予防、早期発見・早期治療の普及を目的にさまざまな活動を展開しています。今年の世界COPDデーは、「11月17日」です。
   
世界COPDデー推進日本大会(2004年)のキーメッセージ
  『見過ごさないで、COPD』
〜世界の死亡原因第4位のCOPDは、予防でき、治療できる病気です〜
COPDは、潜在患者数530万人以上のありふれた病気ですが治療を受けている人はわずか20万人あまりです。
COPDは重症化すると、日常生活に著しい障害をもたらす全身性の疾患です。早期発見、早期治療開始が何よりも大切です。
階段や坂道での息切れ、慢性的な咳、痰を「年齢のせい」「タバコのせい」と見過ごさず、早めに医師に相談してください。
40歳以上で喫煙歴のある方は、定期的にスパイロ検査を受けましょう。
   
主催:世界COPDデー日本委員会
共催: アストラゼネカ株式会社、グラクソ・スミスクライン株式会社、日研化学株式会社、 日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社、バイエル薬品株式会社、 ファイザー株式会社、三菱ウェルファーマ株式会社
協賛:アボットジャパン株式会社、大塚製薬株式会社、帝人ファーマ株式会社
後援:東京都、日本医師会、日本呼吸器学会、日本呼吸管理学会
協力:チェスト株式会社

   
【スパイロ体験を希望された方への質問票】
   

   
   
   


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