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グラクソ・スミスクライン 2004年度業績発表 予測に沿った一株当り利益を確保、2005年度の成長基調を確認 |
2005-02-15 |
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グラクソ・スミスクラインplc(GSK)は2月10日(ロンドン現地時間)、2004年12月31日までの1年間の業績を発表しました。事業活動による業績および法定決算の概要は以下の通りです。
| 2004年業績概要*(英国GAAP) | | - | 2004 | 増加率 | Q4 2004 | 増加率 | | £m | CER % | £% | £m | CER % | £% | | 総売上高 | 20,359 | 1 | (5) | 5,333 | 3 | (1) | | 事業活動の業績* | | | 営業利益 | 6,150 | (1) | (11) | 1,282 | (7) | (13) | | 税引き前利益 | 6,119 | 2 | (9) | 1,390 | 17 | 8 | | 一株当り利益 | 75.0p | 2 | (9) | 16.8p | 15 | 6 | | 法定決算 | | | 営業利益 | 6,150 | 5 | (6) | 1,282 | 5 | (2) | | 税引き前利益 | 6,119 | 8 | (3) | 1,390 | 34 | 24 | | 一株当り利益 | 75.0p | 8 | (3) | 16.8p | 31 | 22 |
2002年に制定された欧州連合規定に基づき、GSKはその業績に関する結果を、2005年1月1日より国際財務報告基準(IFRS)に沿って報告することとしています。業績に関する詳細な情報はGSKのホームページ www.gsk.com/ よりご覧頂けます。
2004年度概要*
● 予測に沿った結果を果たす:
- 医療用医薬品の総売上高は、米国での「パキシル」および「ウエルブトリン」が後発品との競合により大きな影響を受けたにもかかわらず1%増加した。この2剤を除くと米国の売上は10%増、また全世界の総売上は7%増であった
- 第4四半期の一株当り利益は15%増、2004年度の一株当たり利益は2%増となった
- 2004年度の配当金は、1ペンス増の42ペンス
- ドル安により、英ポンドベースでの業績には年間を通じてマイナス影響が及んだ
● 主要製品の高い業績:
- 「セレタイド」/「アドベアー」(喘息) 19%増の25億ポンド
- 「アバンディア」/「アバンダメット」(糖尿病) 32%増の11億ポンド
- 「ラミクタール」(てんかん/双極性障害) 32%増の6億7800万ポンド
- 「バルトレックス」(ヘルペス) 24%増の5億7100万ポンド
- 「コレッグ」(心臓病) 34%増の4億3200万ポンド
- ワクチン 11%増の12億ポンド
- 12の製品が5億ポンド以上の売上を達成
● 開発パイプライン、順調に構築:
- Cervarix(子宮頚がん)、Rotarix(ロタウイルス)、lapatinib(固形がん)、Allermist(鼻炎)などフェーズ3にある主要な開発品が順調に進捗
- 45の新規化合物がフェーズ2の開発段階にあり、少なくとも15の新規化合物のデータが2005年中に期待される
- ワクチンR&Dセミナー、2005年6月30日に開催予定
● 2005年度の利益予測:
- 国際財務報告基準(IFRS)において、2005年のCERベースの一株当り利益は二桁台前半(英国の会計通則(GAAP)では一桁台後半に相当)になるものと期待している。
* グループの業績は、CERベース(恒常為替レート:業績をポンド換算する為替レートが前年同期と同じと過程した場合の伸び率を表わす)で表示される。2004年、グループは法定決算ベースのみで業績を発表する。2004年の増加率は2003年の事業活動の業績および法定決算の両方で表示される。業績の解説は特別に明示されていない限り、CERベースの2003年度事業活動業績との比較により示されている。UITF 17 (修正) およびUITF 38を採用したことにともない2003年の業績は修正報告された。
2004年度の業績とGSKの展望について、CEOのジャン-ピエール・ガーニエは次のように述べています。
今回のこの業績結果は、GSKが非常に厳しい年を無事に乗り切ったことを表しています。GSK は後発品による15億ポンド以上の売上減少を吸収し、ビジネスを成長させました。主要製品は引き続き成功しており、2005年の順調な業績が期待できます。
2005年はまた、開発パイプラインの進捗という意味でも重要な年になります。フェーズ3にある主要な開発品において新たなデータの公表が期待できることに加え、フェーズ2にある新規化合物も順調な進捗を見せており2005年中に少なくとも15の品目に関する新しいデータが公表できる予定です。定期的に行うR&Dセミナーの場で、私たちの開発パイプラインについてもっと詳しくお話しできることを楽しみにしています。第1回目は本年6月30日に、ワクチンについて行います。
主要製品が堅調に推移
● GSKの売上トップ製品である、喘息およびCOPD治療薬「セレタイド」/「アドベアー」の売上は19%増の25億ポンドでした。「セレタイド」/「アドベアー」は医療用医薬品の売上げが世界第6位の製品であり、ヨーロッパでは第2位の製品です。
米国では、「アドベアー」の売上は20%増の13億ポンドでした。欧州では、ドイツにおける単発の値引きやイタリアにおける卸の在庫調整などが第4四半期の売上増加にマイナスの影響を及ぼしましたが、欧州全体では堅調な伸びを示しました(18%増の9億200万ポンド)。
来月発表される予定の新しい臨床試験データにより、「セレタイド」の喘息治療のリーディングプロダクトとしてのポジションがさらに高めるものと期待しています。CONCEPTスタディーと呼ばれるこの試験は、初の長期にわたる(52週間)「セレタイド」とシンビコートとの直接的な二重盲検比較試験であり(一定用量の「セレタイド」と管理するために用量を調整するシンビコートの比較)、試験の結論としては、「セレタイド」投与群においては喘息症状が全く見られない日が多く、喘息発作の発現率についてはシンビコート投与群の約半分であったと示されています。
● 糖尿病治療薬「アバンディア」/「アバンダメット」の売上は、32%増の11億ポンドと、引き続き大きく伸びています。米国における売上は、26%増の8億5200万ポンドでした。また、欧州および欧米以外の地域においても、それぞれ49%増および62%増と大きく伸びています。 これらの市場における「アバンディア」/「アバンダメット」の好調な業績は、糖尿病患者の症状改善に対する同剤の有用性が、専門医やKOLの間で広く認められてきたことによるものです。
● てんかんおよび双極性障害(躁うつ病)の治療薬である「ラミクタール」の売上は、32%増の6億7800万ポンドで、継続して好調に伸びています。米国での売上は49%増の4億1400万ポンドで、これは昨年取得した双極性障害(躁うつ病)の維持療法の適応追加が大きく牽引しています。
● GSKのワクチン領域も、売上が11%増の12億ポンドとなっており、堅調でした。特に、Pediarix(5種混合ワクチン:ジフテリア/破傷風/百日咳/B型肝炎/ポリオ)〔12%増の3億5700万ポンド〕、Priorix(3種混合ワクチン:麻疹/おたふく風邪/風疹)〔14%増の9500万ポンド〕やFluarix(インフルエンザワクチン)〔38%増の7900万ポンド〕といった主要製品の売上増が牽引しています。
● 心臓病治療薬「コレッグ」の2004年度の売上は、34%増の4億3200万ポンドとなっています。「コレッグ」はその幅広い適応症から引き続き伸びています。糖尿病患者の高血圧症における「コレッグ」のベネフットが観察された画期的試験であるGEMINI スタディーの結果が昨年11月にJAMAにて発表され、「コレッグ」は、心血管系危険因子を改善し、β遮断薬のメトプロロールと同等の安定した血糖値コントロールを実現するというデータが示されました。
● ヘルペス治療薬「バルトレックス」の売上は、昨年初めて5億ポンドを突破し、24%増の5億7100万ポンドとなりました。これは同剤が性器ヘルペスの治療薬としてマーケットリーダーとなっている米国での高い売上(30%増の3億6900万ポンド)に起因しています。
● HIV治療薬の総売上は4%増の15億ポンドで、米国においては4%増の7億4700万ポンドでした。HIV領域においては数々の競合品の発売にもかかわらず、売上を伸ばしています。特にGSKのHIV治療薬は、「エピビル」/「ザイアジェン」の配合剤である「エプジコム」の米国における昨年8月の発売および今年1月のEUでの発売(EUでの販売名:Kivexa)によりさらに拡大されました。
剤形効能追加品目、後発品との競合を引き続き緩和
● 「ウエルブトリン」の総売上は、12%減の7億5100万ポンドでした。「ウエルブトリンIR」および「ウエルブトリンSR」の売上は、後発品の競合により64%減の2億8400万ポンドでした。しかしながらこの影響は、「ウエルブトリンXL」の極めて好調な業績により一部相殺されました。「ウエルブトリンXL」は、新しい1日1回投与の薬剤であり、発売後1年目にして4億6700万ポンドの売上を獲得しました。
● 「パキシル」フランチャイズの総売上は、「パキシルIR」に対する後発品の競合により39%減の11億ポンドでした。「パキシルIR」の売上は、53%減の6億6700万ポンドでした。この減少の緩和に貢献したのが「パキシル」の日本における好調な売上(25%増の1億1710万ポンド)および「パキシルCR」の売上でした(14%増の3億9600万ポンド)。
パイプライン アップデート
● GSKは、製薬業界の中で最大規模の有望な開発パイプラインを有しており、90の新規化合物、37の剤形効能追加品目、21のワクチンを含む148のプロジェクトが臨床開発段階にあります。新規化合物の数は、合併以降80%増加しました。
● 45の新規化合物がフェーズ2段階にあり、うち少なくとも15に関するデータが2005年中に発表される予定です。これにはHIV、糖尿病、血液疾患および多発性硬化症の治療薬が含まれています。
2005年-新製品発売
● Vesicareは、GSKおよび山之内ファーマアメリカがコ・プロモーションする過活動膀胱の治療薬で、2005年1月に米国で発売されました。
● Rotarix は、ロタウイルスによる乳幼児の感染性胃腸炎を予防する唯一の2回接種の経口ワクチンであり、2005年1月10日に初めてメキシコで発売されました。世界30カ国以上で承認申請が行われています。EUにおいては2004年12月に承認申請されました。ロタウイルスにより主に途上国において年間50万人近くが死亡しています。米国では、ロタウイルスによる疾患にかかる費用は年間10億ポンド以上と推定されています。
● Bonivaは、強力なビスフォスフォネート系骨粗しょう症治療薬であり、1カ月ごとに投与する最初の簡便な経口剤です。米国では2005年3月に、欧州では今年の後半に承認が期待されています。また2004年12月には、3カ月ごとに投与する注射剤を承認申請しました。Bonivaは、GSKとロシュ社が共同開発してます。世界のビスフォスフォネート剤の市場価値は、現在ほぼ30億ポンドとされており2004年には20%増大しました。
● Avandarylは、「アバンディア」とアベンティス社のアマリールを配合した1日1回投与の糖尿病治療薬であり、FDAより承認見込み通知書を2004年第3四半期に取得しました。GSKは、懸案事項を解決すべく引き続きFDAと協議しており、2005年末の承認を目標としています。
● 「レキップ」 は、医療ニーズの高いむずむず足症候群の治療薬であり、2005 年2月にFDAからの承認が期待されています。
● Enteregは、イレウス(術後腸閉塞)の治療薬であり、FDAに承認申請中です。2005年第3四半期にこの適応症としては初めての承認の取得が期待されています。GSKとAdolor社が共同で開発・製品化を行っています。
短期的見通し(2005年/2006年の承認申請予定製品)
● Lapatinib ('016)に関しては、さまざまな固形がんを対象としたフェーズ2およびフェーズ3試験が進んでいます。いくつかの臨床試験の結果が、2005年に得られる予定です。
● Treximaは、独特の複数のメカニズムを有する片頭痛治療薬であり、2005年後半に承認申請を行う予定です。
● 2005年に承認申請予定の他の製品に小児 T 細胞白血病の治療薬nelarabine、細菌性皮膚感染症治療薬の'833があります。
● アレルギー性鼻炎治療薬のAllermist ('698)は、2004年第3四半期にフェーズ3に進み、2006年に承認申請が期待されています。
● Cervarixは、子宮頸がんに対するGSKの新規ヒト・パピローマウイルスワクチンであり、EUおよび欧米以外の地域で2006年に承認申請される予定です。FDAへの承認申請予定日はまだ決まっていませんが米国では優先審査に指定されました。Cervarixは、初期の臨床試験で子宮頸がんを起こす2種類のウイルスのサブタイプ(HPV16およびHPV18)による持続感染に100%の効果を示しており、世界的なヘルスケアの改善に大いに貢献できるものと期待されています。
● '115は、血小板減少症に対する最初の経口治療薬となる可能性を持つ薬剤であり、2006年に米国で承認申請が期待されています。
● 2006年中に制吐剤NK1拮抗剤('599 (vestipitant) または '769)の承認申請が期待されています。
● 1日1回投与の「アバンダメットXR」、「レキップCR」および 「コレッグCR」が2005年に、また「ラミクタールXR」および「ウエルブトリンXL」(EUにおいて)が2006年に承認申請される予定です。
他の開発パイプライン製品
● COX-2阻害剤 '381に関するフェーズ3試験の計画および承認申請予定日は、2005年2月16日から18日に開催されるCOX-2クラスに関するFDA諮問委員会後に決定される予定です。
● 2004年第4四半期に得た糖尿病治療薬であるDPP-IV阻害剤のフェーズ2データは、血糖値の減少に24時間持続して高い有効性を示し、1日1回投与の可能性を示しました。この薬剤は2006年にフェーズ3に入ることが期待されます。
● 肥満治療薬であるCCK-A作動薬 '771は、十分な有効性を示さず、優位なプロフィールを示さなかったことから臨床試験が中止されました。
コンシューマーヘルスケア部門、2004年度の業績
● 一般用医薬品の売上高は2%増の15億ポンドでした。米国(+12%)および欧州(+24%)における禁煙補助剤の売上の伸長は、米国における「クチベート」の後発品の影響による皮膚科用剤の売上の減少(-14%)に相殺されました。欧米以外の地域における「パナドール」の拡充により鎮痛剤が7%増加しました。
● オーラルケア製品の売上は、4%増の11億ポンドでした。欧米以外の地域における売上の堅調な伸びは、「センソダイン」(日本の製品名「シュミテクト」)、「ポリデント」、「ポリグリップ」が牽引しました。
● 栄養補助食品の売上は、5%増の6億ポンドでした。「ルコゼード」の売上は7%増の2680万ポンドでした。
● GSKは、ロシュ社が医療用医薬品として製品名Xenicalとして販売している肥満管理薬orlistatの米国におけるOTC販売権を7月に取得しました。FDAとの協議の結果、orlistat (60mg)をOTC製品として販売するべく2005年にFDAに承認申請する予定です。Orlistatは、減量用のOTC製品としてFDAより承認される最初の薬剤となる可能性があります。
財務状況
通年の営業利益および一株当り利益
営業利益は、2003年度と比較してCERベースで1%減(英ポンドベースで11%減)の61億5000万ポンドでした。営業利益率は対前年比2.0%減であり、為替変動の影響を除くと0.7%減でした。これはR&D費がより高かったことや製品構成の変化に伴い商品原価が高くなったこと、法的事項に関する引当金がより高かったことによるもので、一般管理費のコスト節減策および今後コスト節減をもたらすためのプログラムの関連費用が低かったことにより一部相殺されています。
法的事項に関する引当金には、2004年第4四半期における1億4100万ポンドの販売費および一般管理費が含まれており、これは、多くの製品を対象とした未提起のクレームに対するGSKグループが負うリスクを妥当に評価するためにIBNR(既発生未報告損害)の保険数理法を用いたことに関連しています。
営業外費用は、2003年度が1億3300万ポンドであったのに対し6000万ポンドでした。これは、製品や有価証券等の売却益や他の営業外収益で一部相殺されていますが、独占禁止およびその他の法的事項の関連費用を反映しています。法的事項のための引当金および有価証券の売却による利益は、2003年度に比べて減少しました。
関連子会社の清算は主にQuest Diagnostics社の株式持分の売却を反映しており、1億3900万ポンドの利益をもたらしました。
法的事項に関する引当金および今後コスト節減をもたらすためのプログラムの関連費用は、資産の売却による利益を相殺した場合、CERベースで2003年度よりも1億2200万ポンド減少しました。一株当り利益は、75 ペンスで2003年度比べCERベースで2%増でした(英ポンドベースでは9%減)。一株当り利益に対する為替相場のマイナス影響は11%で、2003年度と比較して大幅な米ドル安であったことが反映されています。
合併および生産部門の再編コストと関連子会社の清算を考慮に入れた場合、2003年度の一株当り利益と比べると、2004年度の一株当り利益はCERベースで8%増でしたが、英ポンドベースでは3%減でした。
2004年度第4四半期の営業利益および一株当り利益
当四半期の営業利益は、7%減の12億8200万ポンドでした。営業利益率は前年同期比3.3%減であり、これは為替変動の影響を除くと2.5%減でした。これは法的事項に関する引当金が増加したことによるもので、今後コスト節減をもたらすためのプログラムの関連費用が低かったこと、R&D費がより高かったことや米国における後発品の競合を含む製品構成の変化に伴い商品原価が高くなったことにより一部相殺されています。
2003年度第4四半期の営業外収支は、マイナス1億6700万ポンドでしたが、当四半期の営業外収支は、プラス4000万ポンドでした。2004年度の収益には、製品の売却が含まれており、独占禁止およびその他の法的事項に関する引当金に一部相殺されています。2003年度の費用には、より高い法的費用が含まれており、これは主に「レリフェン」の独占禁止に関する訴訟の和解に関するものです。関連子会社の清算は主にQuest Diagnostics社の株式持分の売却を反映しており、9700万ポンドの利益をもたらしました。
法的事項に関する引当金および今後コスト節減をもたらすためのプログラムの関連費用は、資産の売却による利益を相殺した場合、CERベースで2003年度第4四半期よりも2億3200万ポンド減少しました。一株当り利益は、16.8 ペンスでCERベースで15%増でした(英ポンドベースでは6%減)。
通貨
2004年度の業績は、平均為替レート1ポンド=1.83ドル、1ポンド=1.47 ユーロおよび1ポンド=197円をベースにしています。2004年度末の為替レートは、1ポンド=1.92ドル、1ポンド=1.41ユーロおよび1ポンド=197円で、2005年1月31日の為替レートは、1ポンド=1.89ドル、1ポンド=1.45ユーロおよび1ポンド=195円でした。2005年1月31日の為替レートのレベルが年末まで維持された場合、2005年度の一株当り利益の伸びへの通貨のマイナス影響は、2%から3%であると予想されます。
配当
取締役会は、第4四半期の中間配当を一株当り12ペンス、通年の配当を一株当り42ペンスと決定しました。2003年度の配当は、41ペンスでした。配当金は、ADR保有者には、1ポンド=1.8516ドルで換算し、1ADRにつき44.438セントが計上されます。配当金は、2005年2月16日を配当落ち期日とし、2005年2月18日における登録株主およびADR保有者に2005年4月7日に支払われます。
2005年度の利益について
国際財務報告基準(IFRS)ベースで2005年の一株当たり利益(CERベース)は、二桁台前半を見込んでいます(UK GAAPでは一桁台後半)。
自社株買い付けプログラム
2002年10月にGSKは、40億ポンドを投入して自社株を購入する新たなプログラムを開始しました。このプログラムに、2002年には2億1900万ポンドが、2003年には9億8000万ポンドが、2004年には10億ポンドが投入されました。今後の買い付けの正確な金額および時期、買戻した株をどの程度消却しないで自社株式として保有するかは、市場の状況等の要因を考慮しながら決定します。
自社株式の会計
2004年GSKグループは、UITF(英国緊急会計措置)17(修正)とUTIF38を採用しました。従来資産計上されていたESOP(従業員持株制度)の基金を株主資本からの減額として振替えた結果、2003年12月31日時点の純資産は26億6100万ポンド減少しました。2003年度の年間業績に対する影響は、営業利益および税引き前利益1600万ポンド減、利益が600万ポンド減となります。
法的およびその他の紛争
法的およびその他の紛争に関するGSKの会計方針として、GSKグループに対する訴訟に伴い、その紛争の結果が妥当に推定できる場合、予想される和解費用や訴訟およびその他の紛争に伴う費用に対して引当金を計上することとしています。これまで未提起のクレームまたは紛争に基づく負担があるものの妥当な見積りができない場合は引当金は計上されていません。
GSKは、製造物責任に関するクレームを見なおし、いくつもの製品におけるこれまでのクレームと和解の経験を基にIBNR(既発生未報告損害)の保険数理法を用いて、これらの製品を対象とした未提起のクレームに対するGSKグループが負うリスクを妥当に評価することが可能と判断しました。これを元に2004年第4四半期に1億4100万ポンドの引当金が計上されました。
IBNRベースは、 製造物責任のための引当金を見積もるために多くの製薬会社が用いています。
国際財務報告基準(IFRS)
英国GAAPからIFRSへの変更による影響は、利益を3億9400万ポンドおよび一株当たり利益を6.9ペンス減少させます。英国GAAPに対する主な調整は、株式をベースとした支払い(5.5ペンス)およびより高い税金(1.9ペンス)に対してであり、英国GAAPにおいて繰延税金資産が計上されるグループ間の取引(IFRSでは非計上)が対象となります。この税金の待遇の違いは、再度発生しないと見込んでいます。
生きる喜びを、もっと Do more, feel better, live longer
グラクソ・スミスクラインは、研究に基盤を置き世界をリードする、医薬品およびヘルスケア企業であり、人々が心身ともに健康でより充実して長生きできるよう、生活の質の向上に全力を尽くすことを企業使命としています。 |
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