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抗うつ剤「パキシル錠20mg」、「パキシル錠10mg」 強迫性障害の効能・効果取得 ― うつ病および不安障害に効果を発揮 ― |
2006-01-23 |
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グラクソ・スミスクライン株式会社(社長:マーク・デュノワイエ、本社:東京都渋谷区、以下GSK)は、1月23日付で抗うつ剤「パキシル錠 20mg」、「パキシル錠10mg」(一般名:塩酸パロキセチン水和物)が強迫性障害の効能・効果を取得したことをお知らせします。
強迫性障害のおもな症状は不要な考えが心の中に繰り返し起こる「強迫観念」と、それを打ち消すために行われるさまざまな「強迫行為」です。手を何度も洗わずにはいられないとか、戸締まりを何度も確認しなくては気がすまないなど、誰でもたまには経験する行動ですが、それが習慣的かつ非常にエスカレートして生活に支障をきたすほどの状態が強迫性障害です。そして、患者さんが自分の不快な考えについて「こだわりすぎだ」と判断できるにも関わらず、こだわらずにいられないことが特徴です。
強迫性障害の有病率は2〜3%で、総患者数は全世界で5000万人以上であるといわれています。1) また、WHOの報告では、生活上の機能障害を引き起こす10大疾患のひとつに挙げられています。2)
強迫性障害の患者さんの脳内では、健康な人に比べてセロトニンの働きが不足していると考えられています。「パキシル錠」は、脳内のセロトニンの再取り組みを選択的に阻害することで、脳内のセロトニンの働きを高めることにより症状を改善します。強迫性障害に対するパキシルの有効性・安全性を検討する臨床試験(プラセボ対照多施設二重盲検比較試験)においてパキシル群はプラセボ群と比較して有意な改善を示し、本領域の治験では非常に優れた成績をもって承認されました。
「パキシル錠」はうつ病・うつ状態に加え、多くの不安障害の適応を有するSSRI(Selective Serotonin Reuptake Inhibitor:選択的セロトニン再取り込み阻害剤)で、世界100カ国以上で承認され、1億人以上の使用実績があります。また1日1回夕食後服用と簡便であり患者さんの服薬の負担を軽減します。
日本においても2000年11月の発売以来「うつ病・うつ状態」及び「パニック障害」の治療薬として貢献してきましたが、今般の「強迫性障害」の効能・効果追加により、患者さんのQOL向上により一層寄与することが期待されます。
GSKの社長 マーク・デュノワイエは「パキシル錠は、日本での発売以来、100万人以上の患者さんに使用され、いまでは抗うつ剤のリーディングプロダクトに成長しました。今回新たに強迫性障害の効能・効果を取得したことにより、患者さんにとっての治療の選択肢が増えたことは大変喜ばしいことです。米国における最近の広範な疫学調査によれば、18歳以上のうつ病あるいは何らかの不安障害の生涯有病率は40%を超えていると報告されています。パキシルは社会不安障害、全般性不安障害、外傷後ストレス障害についての適応拡大も進めており、うつ病および不安障害の治療薬として、より一層患者さんに貢献すべく鋭意努めたい。」と述べています。
生きる喜びを、もっと Do more, feel better, live longer
グラクソ・スミスクラインは、研究に基盤を置き世界をリードする、医薬品およびヘルスケア企業であり、人々が心身ともに健康でより充実して長生きできるよう、生活の質の向上に全力を尽くすことを企業使命としています。
出 典:
1) Obsessive Compulsive Disorder: a practical Guide 2001
2)Murray CJL, Lopez AD. Global burden of Disease: A comprehensive assessment of mortality and morbidity from diseases, injuries and risk factors in 1990 and projected to 2020, vol 1.Harvard:
World Health Organization, 1996
参 考:
【製品名】
「パキシル錠20mg」、「パキシル錠10mg」(一般名:塩酸パロキセチン水和物)
【効能・効果】
うつ病・うつ状態、パニック障害、強迫性障害
【用法・用量】
強迫性障害
通常、成人には1日1回夕食後、パロキセチンとして40mgを経口投与する。
投与は1回20mgより開始し、原則として1週ごとに10mg/日ずつ増量する。
なお、症状により1日50mgを超えない範囲で適宜増減する。
うつ病・うつ状態
通常、成人には1日1回夕食後、パロキセチンとして20〜40mgを経口投与する。投与は1回10〜20mgより開始し、原則として1週ごとに10mg/日ずつ増量する。なお、症状により1日40mgを超えない範囲で適宜増減する。
パニック障害
通常、成人には1日1回夕食後、パロキセチンとして30mgを経口投与する。
投与は1回10mgより開始し、原則として1週ごとに10mg/日ずつ増量する。
なお、症状により1日30mgを超えない範囲で適宜増減する。
*下線は今回追加された内容です。
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