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プレスリリース

グラクソ・スミスクライン 2005年度業績発表
優秀な業績を記録

2006-02-10

  <報道参考資料>
2006年2月8日 ロンドン発

通年の一株当たり利益はCERベースで18%増 (英ポンドベースで21%増)
第4四半期の一株当たり利益はCERベースで33%増(英ポンドベースで47%増)

グラクソ・スミスクラインplc(GSK)は2月8日(ロンドン現地時間)、2005年12月31日までの1年間の業績を発表しました。概要は以下の通りです。

2005年度業績概要*

2005通年
増加率
2005
4四半期
増加率
£m
CER%
£%
£m
CER%
£%
総売上高
21,660
7
8
5,907
8
13
営業利益
6,874
16
19
1,633
20
32
税引き前利益
6,732
13
16
1,606
11
21
一株当たり利益
82.6p
18
21
19.8p
33
47


概 要*

素晴らしい財務業績:
- 一株当たり利益は、通年では18%増 (CERベース)の 82.6ペンス、 第4四半期は33%増(CERベース)の19.8ペンス
- 2005年度の配当は 44ペンス

主要品目の成長により2005年度の医療用医薬品の売上高は8%増の187億ポンドを達成:
- 「セレタイド」/「アドベアー」(喘息)は22%増の30億ポンド超
- 「アバンディア」および「アバンダメット」(糖尿病)は18%増の13億ポンド
- ワクチンは15%増の14億ポンド

開発パイプラインの顕著な進展:
- 2006年中に7製品の承認・発売を予定
- 2006年中に7製品の承認申請を予定。子宮頸がんワクチンCervarix はEUで2006年3月に、米国でも2006年末までに承認申請予定
- 開発後期段階パイプラインは、引き続き拡大しており、2006年中に8の主要な開発品がフェーズ3に進む見込み

2006年度の業績見通し:
- 2006年度の一株当たり利益はCERベースで約10%の増加が見込まれる


2005年度の業績とGSKの展望について、CEOのジャン-ピエール・ガーニエは次のように述べています。
「GSKの第4四半期の業績は、GSKにとって素晴らしい1年の良い締めくくりとなりました。2006年に目を向けてみると、『セレタイド』/『アドベアー』や『アバンディア』等の主要製品、またワクチンの力強い成長が続くと期待できますし、開発後期のパイプラインについても更に良い結果が得られると思われます。8つの主要な薬剤が2006年中にフェーズ3に進むと見込まれており、これにより開発後期段階の薬剤数は倍増します。子宮頸がんワクチンCervarix は今後数週間内に欧州で、また米国でも2006年末までの承認申請を計画していることを嬉しく思います。」

* グループの業績は、CERベース(恒常為替レート:業績をポンド換算する為替レートが前年同期と同じと仮定した場合の伸び率を表わす)で表示される。 業績の解説は特別に明示されていない限り、CERベースの2004年度事業活動業績との比較により示されている。

製品関連最新情報

主要製品の素晴らしい業績が成長を牽引

医療用医薬品の2005年度の総売上は8%増の187億ポンド。各地域で堅調な成長を示す;
米国 8%増の91億ポンド
欧州 8%増の56億ポンド
世界のその他の地域 9%増の40億ポンド

• GSKの売上トップ製品である、喘息およびCOPD治療薬「セレタイド」/「アドベアー」は成長を続けており、その売上は22%増の30億ポンドを超えるものでした。

同剤の米国での売上は26%増の17億ポンドで、年間を通じて継続的に市場シェアを伸ばしています。また欧州や世界のその他の地域でも売上は堅調に伸びており、それぞれ16%増の10億ポンドと3億ポンドとなっています。

6,000人のCOPDの患者さんを対象とした同剤の画期的な臨床試験であるTORCHスタディーの結果が本年中頃にも発表される予定です。これは同剤によるCOPD患者さんの死亡率軽減効果を調べる初めての試験です。

• 糖尿病治療薬「アバンディア」と「アバンダメット」の売上は、18%増の13億ポンドであり、TZD系(インスリン抵抗性改善薬)の糖尿病治療薬のなかでリーダーとしての地位を維持しています。米国における売上は、14%増の9億7,700万ポンドでした。また欧州においても「アバンダメット」の発売により、「アバンディア」と「アバンダメット」合計の売上は52%増の1億5,700万ポンドとなり、より強固な地位を確立しました。欧米以外の地域での売上は、13%増の1億9,500万ポンドでした。

「アバンディア」とアマリール(スルホニル尿素剤またはSU剤)の配合剤であり、1日1回投与のAvandarylが、米国にて2006年2月1日に発売となりました。EUでは2006年の第2四半期にも承認が期待されています。

「アバンディア」に関する2つの主要な試験結果が2006年末までに発表される予定です。
ADOPTと名づけられた試験は、2型糖尿病治療の第一選択薬として「アバンディア」を使用した際の効果について、またDREAMという試験は、「アバンディア」を糖尿病の初期段階で使用することによる病態の進行の遅延や予防に関するものです。

• 業績の成長を牽引したその他の製品としてヘルペス治療薬「バルトレックス」(21%増の6億9,500万ポンド)や心臓病治療薬「コレッグ」(32%増の5億7,300万ポンド)、てんかんおよび双極性障害(躁うつ病)の治療薬である「ラミクタール」(24%増の8億4,900万ポンド)があります。


好調な売上と戦略的な施策によるワクチン領域の躍進

• Infanrix(小児用7種混合ワクチン)の好調な売上に牽引され、GSKのワクチン領域は売上が15%増の14億ポンドと堅調でした。特に米国におけるワクチンの売上は、Fluarix(インフルエンザワクチン)とBoostrix(百日咳ワクチン)の2製品の発売もあり、26%増の3億3,800万ポンドと好調でした。

2005年12月にIDバイオメディカル社(IDB)の買収を9億ポンドで締結しました。IDBのインフルエンザワクチンFluviralは2006〜2007年のインフルエンザシーズンまでには承認されることが期待されています。

さらに2005年12月、プロトタイプのパンデミック・インフルエンザワクチンの迅速承認のためのモック申請を、EMEAに提出しました。GSKは、アルミニウムともう一つ新たに開発した2種類のアジュバントを使った新型H5N1ウイルスのためのプロトタイプワクチンの臨床試験を近く開始します。GSKは世界各国の政府とワクチンによる幅広い人口に対する感作やワクチンの備蓄について協議を行っています。欧州においては2006年中に申請を行う予定です。


ポテンシャルの高い新製品の迅速な採用

• 「レキップ」の売上は、34%増の1億5,600万ポンドでした。米国において2005年第2四半期にむずむず足症候群(RLS)の治療薬として発売されてから、1週間の同剤の処方数は4倍になりました。EUでは2006年第2四半期にRLSの治療薬として承認される予定です。

• 前立腺肥大症治療薬Avodart の売上は倍増し1億2,900万ポンドでした。今では米国における5αレダクターゼ阻害剤の新規処方の42%を占めています。

• ロシュ社と開発した新たな月1回投与の経口ビスフォスフォネート剤の骨粗しょう症治療薬Boniva/Bonviva は米国で発売され、力強いスタートを切り、今では経口ビスフォスフォネート剤の新規処方の10%を占めています。世界初の3カ月1回投与の骨粗しょう症治療薬であるBoniva注射剤は2006年1月に米国で承認となり、欧州でも1月27日に欧州医薬品委員会(CHMP)より肯定的な評価を得ています。

その他重要製品:

• HIV領域では、新製品の「エプジコム」と「レクシヴァ」の売上が合わせて前年比倍以上の2億2,600万ポンドでしたがTrizivir (6%減の3億300万ポンド)と「エピビル」(12%減の2億6,100万ポンド)の影響で、領域全体では5%増の16億ポンドとなりました。

• Wellbutrinブランド全体では2%減の7億3,900万ポンドでした。後発品の影響によりWellbutrin IR とSR の売上は68%減の9,200万ポンドとなりましたが、Wellbutrin XLの力強い業績(38%増の6億4,700万ポンド)により減少分を大きく補うことができました。2006年2月には欧州の多くの国においてWellbutrin XLの承認申請が予定されています。

• 後発品の影響とPaxil CRの供給の中断により「パキシル」ブランド全体の売上は42%減の6億1,500万ポンドとなりました。

新製品の承認および発売

2006年中に7製品の承認と発売が期待される

• 乳幼児におけるロタウイルスによる感染性胃腸炎を予防する画期的な2回投与の経口ワクチン、Rotarixは、2005年12月に欧州医薬品委員会(CHMP)から、肯定的な評価を得ており、2006年第2四半期にEUでの発売が期待されます。Rotarixはすでに31カ国で承認されており、特にブラジルでは政府が同ワクチンを供給しています。

• アドロール社と開発した術後腸閉塞治療のためのオピオイド拮抗薬Enteregに関する良好なデータが、腸切除をした患者さんを対象としたフェーズ3の臨床試験から得られました。このデータはFDA 医薬品承認見込み通知書に対する返答として使われる予定です。同剤は、疼痛緩和に使用されるオピオイドの消化器系の副作用に対する薬剤としても開発されており、こちらも現在フェーズ3の段階です。

• 小児と成人における他剤無効例のT細胞急性リンパ芽球性白血病およびT細胞リンパ芽球性リンパ腫の新しい治療薬である「アラノン」は1月に発売されました。

• 糖尿病治療薬Avandaryl が2006年2月に発売されました。また2006年中にはAltabax (retapamulin:皮膚感染症)や Coreg CR (心不全)、また Trexima (片頭痛)を含む多くの製品の発売を予定しています。


開発後期段階パイプライン アップデート

2006年中に7品目を承認申請予定

• 子宮頸がんのHPV(ヒト・パピローマウイルス)ワクチンCervarixは、EUにおいて2006年3月に、また米国において2006年末までに承認申請を計画しています。世界のその他の地域における承認申請は、2006年3月から順次行われる予定です。

• 新型インフルエンザウイルスに有効な可能性のあるワクチンは、欧州において2006年中に承認申請を完了する見込みです。

• 点鼻用のステロイド剤であるアレルギー性鼻炎治療薬Allermistは、2006年中旬の米国および欧州での承認申請に向けて順調に準備が進められています。日本においては2006年後半に承認申請を計画しています。

• 血小板減少症患者向けの経口血小板増加因子Eltrombopagは、近々フェーズ3に進む予定であり、当局との協議次第ですが、特発性血小板減少性紫斑病に対する承認申請を2006年末から2007年前半に計画しています。

• 乳がんに対する革新的な1日1回投与の治療薬Tykerb(一般名:lapatinib)は、2006年末から2007年前半に承認申請を行う予定です。GSKは、Tykerbの他のがんの治療に対する研究も引き続き行っています。当四半期に得られたデータでは、上皮増殖因子受容体が過剰発現する腎臓がん患者において生存率が改善することが示されています。既存の腎臓がん治療薬の選択肢は限られており、これらのデータに加え炎症性乳がんおよび脳転移に関する臨床試験データが、2006年6月に開催されるASCO(米臨床腫瘍学会)での発表のために提出されました。

• Mepolizumabの好酸球増加症候群でのフェーズ3データが2006年中頃に得られる予定であり、2006年末までに米国・欧州で承認申請を行う予定です。

• 1日1回投与の抗てんかん薬「ラミクタールXR」は、2006年米国で承認申請を行う予定です。

開発後期段階パイプライン、2006年に大幅に拡大の予定

• 2006年、8つの主要品目がフェーズ3に進むと見込まれています。

brecanavir(プロテアーゼ阻害剤:HIV)
casopitant(NK1拮抗剤:制吐剤)
denagliptin(DPP-IV 阻害剤:2型糖尿病治療薬)
lymphostat-B(全身性紅斑性狼瘡治療薬)
pazopanib(VEGF阻害剤:がん治療薬)
髄膜炎ワクチン
rosiglitazone XR (アルツハイマー病治療薬)
「アバンディア」+シンバスタチン(糖尿病および高コレステロール血症治療薬)

他のパイプライン品目

• 疼痛治療薬であるCOX-2阻害剤'381を投与された変形性関節症患者におけるフェーズ3データが最近得られました。データの予備的な分析は好ましいものではなく、更なる分析が現在行われています。

コンシューマーヘルスケア部門 アップデート

コンシューマーヘルスケア部門の売上高は2%増の30億ポンドでした。世界のその他の地域および欧州の売上は、それぞれ6%増と3%増でした。北米の売上は、2004年の製品導出の影響を受け1%減でした。

• 栄養補助食品の売上は、7%増の6億1900万ポンドでした。「ルコゼード」の」売上は11%増で、欧州で引き続き堅調な伸びを示しています。

• オーラルケア製品の売上は、2%増の9億4300万ポンドでした。「センソダイン(日本におけるブランド名「シュミテクト」)および義歯関連製品(「ポリデント」、「ポリグリップ」)の売上は、それぞれ12%増と6%増であり、他のハミガキ製品の売上の減少分を相殺しました。

• 一般用医薬品の売上は、1%増の14億3700万ポンドでした。鎮痛剤の売上が6%増、呼吸系用剤の売上が5%増と、導出された製品による売上の減少分を相殺しました。「パナドール」の売上は12%増で欧米以外の地域における売上が鎮痛剤の伸びを牽引しました。

2006年1月23日にAlli(orlistat)が成人における減量用の一般用医薬品として米国FDA諮問委員会より承認勧告を受けました。Alliは、低カロリーの低脂肪の食事と共に使用することとなります。承認されれば減量用の一般用医薬品としてFDAより承認を受けた唯一の薬剤となります。


財務状況
2005年度の業績は、国際財務報告基準に従って報告されています。

通年の営業利益および一株当たり利益
営業利益は16%増の68億7400万ポンドで、売上高の伸長率(7%)を上回りました。これは販売費および一般管理費(法的事項に関する費用がより低かったことを含む)が横ばいであったということと、資産売却益がより高かったことによるもので、コスト節減プログラムに関連する再編費用が増加したことにより一部相殺されています。売上原価およびR&D費は8%増加し、売上と概ね同等な伸長率でした。

税引き後利益は17%増で、営業利益の16%増と概ね同等の伸長率でした。これは2005年度の税率がより低かったことによるもので、2004年度の関連子会社の清算による利益、また同等の利益が2005年度はなかったことにより一部相殺されています。
2005年度の資産売却益(2005年度は関連子会社の清算による利益はなかった)は、2億9000万ポンド(2004年度は2億9500万ポンド)であり、法的事項の関連費用は4億3000万ポンド(2004年度は5億9500万ポンド)、コスト節減プログラムの関連費用は、1億4100万ポンド(2004年度は1億400万ポンド)でした。

一株当たり利益は82.6ペンスで、CERベースで対前年比18%増(英ポンドベースで対前年比21%増)でした。一株当たり利益に対する為替相場のプラス影響は3%で、米ドル高・ユーロ高であったことを反映しています。

2005年度第4四半期の営業利益および一株当たり利益
当四半期の営業利益は、20%増の16億3300万ポンドであり、売上高の伸長率(8%)を上回りました。これは主に法的事項の費用と他の販売費および一般管理費がより低かったことによるものであり、R&D費がより高かったこと、資産売却益がより低かったことにから一部相殺されています。売上原価は、売上と同等の伸長率でした。

コンシューマーヘルスケア部門の営業利益は当四半期12%減少し、2004年度第4四半期に売却した皮膚科用剤の利益を反映しています。コンシューマーヘルスケア部門の純営業利益は10%増加しました。

当四半期の税引き後利益は31%増加し、当四半期の営業利益の伸長率20%増を上回りました。これは、2004年度第4四半期よりも税率が低かったことによるもので、2005年度は関連子会社の清算による利益がなかったことから一部相殺されています。

当四半期の関連子会社を含む資産売却益は1200万ポンド(2004年度は1億6500万ポンド)、法的事項の関連費用は1億3200万ポンド(2004年度は2億5300万ポンド)、コスト節減プログラムの関連費用は5900万ポンド(2004年度は7900万ポンド)でした。

一株当たり利益は19.8ペンスで、CERベースで対前年比33%増(英ポンドベースで対前年比47%増)でした。一株当たり利益の14%増は、為替相場がプラスに変動したことによるもので、2004年度第4四半期における為替損失と比べて関係会社相互間の清算に伴う為替利益を一部反映しています。また、大幅な米ドル高であったことも反映しています。

通貨
2005年度の業績は、平均為替レート1ポンド=1.82ドル、1ポンド=1.46ユーロおよび1ポンド=200円をベースにしています。2005年度末の為替レートは、1ポンド=1.72ドル、1ポンド=1.46ユーロおよび1ポンド=203円で、2006年1月31日の為替レートは、1ポンド=1.78ドル、1ポンド=1.46ユーロおよび1ポンド=208円でした。2005年1月31日の為替レートのレベルが年末まで維持された場合、2006年度の一株当たり利益の伸びへの通貨のプラス影響は、1%から2%であると予想されます。

配当
取締役会は、2006年2月8日に第4四半期の中間配当を一株当たり14ペンス、通年の配当を2004年度の配当の42ペンスよりも2ペンス高い一株当たり44ペンスと決議しました。配当金は、ADR保有者には、1ポンド=1.7410ドルで換算し、1ADRにつき48.7480セントが計上されます。配当金は、2006年2月15日を配当落ち期日とし、2006年2月17日における登録株主およびADR保有者に2006年4月6日に支払われます。

利益予測
2006年度の一株当たり利益の伸びは、CERベースで約10%を見込んでいます。

自社株買い付けプログラム
GSKは2005年度、自社株の購入に10億ポンドを投入し、2006年度はさらに10億ポンド投入する予定です。今後の買い付けの正確な金額および時期、買い戻した株をどの程度消却しないで自社株式として保有するかは、市場の状況等の要因を考慮しながら決定します。


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この資料は、英国グラクソ・スミスクラインが2月8日に海外で発表したプレスリリースの概要を日本語に翻訳し、報道関係者各位の利便性のために提供するものです。
詳細な資料が必要な方は、GSKグループのホームページ http://www.gsk.com をご参照ください。この資料の正式言語は英語であり、その内容およびその解釈については英語が優先します。また、日本国内の状況と異なる点がございますことをご留意下さい。



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