GlaxoSmithKline
本文へジャンプ
企業情報 製品情報  
ホーム お問い合せ サイトマップ  
検索
   
一般・患者の方 医療関係者 報道関係者 就職希望者
ホーム  >  報道関係のみなさま  >  プレスリリース  >  2006年1月〜6月
 
プレスリリース

グラクソ•スミスクラインの子宮頸がんワクチン、
独自に開発した免疫増強剤AS04により、
強い免疫応答を長期間維持可能に
新データにより独自開発アジュバントの重要な役割を確認

2006-07-18

  この資料は、英国グラクソ・スミスクラインが2006年7月12日に発表したプレスリリースの日本語訳であり、報道関係者各位の利便性のために提供するものです。この資料の正式言語は英語であり、その内容およびその解釈については英語が優先します。 詳細はhttp://www.gsk.comをご参照下さい。

2006年7月12日ロンドンおよびリクセンサート(ベルギー)発

グラクソ・スミスクラインplc(本社:英国 以下:GSK)が現在開発中の子宮頸がん予防ワクチンにおいて、アジュバント(免疫増強剤)成分の異なる2つの製剤を直接比較した初めての試験の結果が発表されました。 その結果、GSK独自開発のアジュバントAS04を組み込んだワクチンは、従来のアルミニウム塩をアジュバントとして使用しているワクチンと比べて確実に強く、そして長期間、免疫応答を高める効果を有することが認められました。ワクチン接種後少なくとも3年半に渡ってこの効果を維持しています。1

Vaccine誌で発表されたこれらのデータによると、AS04アジュバントを組み込んだGSKの子宮頸がんワクチンが、アルミニウム塩アジュバントを添加したワクチンと比べて、ヒトパピローマウイルス(HPV)の16型と18型に対する抗体価を長期間にわたり高く維持していました。また、AS04アジュバントを用いることで、HPV16/18に特異的な免疫記憶B細胞の出現頻度が一貫して高いことも確認されました。GSKの子宮頸がんワクチンは、HPV16/18型を原因とする子宮頸がんおよび前がん病変の予防に対する効果が検証されていますが、これまでの調査結果によると、このAS04アジュバントが組み込まれたワクチンにより、HPV16型と18型の感染を原因とする前がん病変に対して4年半以上にわたり、100%の予防効果が認められています。1,2

GSKのワクチン研究開発部門であるGSKバイオロジカルズ社のフィリップ•モンテイン博士は、以下の通りコメントしています。
「子宮頸がんワクチンの効果を確実なものにするためには、強い免疫応答をもたらし、しかも予防効果が長期間、持続するものでなければなりません。今回の新しいデータでは、ワクチンに誘発された質の高い免疫応答を高レベルで長期間持続するにあたり、AS04アジュバントが大きく貢献していることが確認できました。このGSK独自のアジュバントを備えたワクチンは、すべての年齢の女性を子宮頸がんから守るための最良のワクチンを開発するというGSKの目標を支えてくれるでしょう。」

生きる喜びを、もっと Do more, feel better, live longer
グラクソ・スミスクラインは、研究に基盤を置き世界をリードする、医薬品およびヘルスケア企業であり、人々が心身ともに健康でより充実して長生きできるよう、生活の質の向上に全力を尽くすことを企業使命としています。


<参考資料>
GSK独自開発のアジュバントAS04について

GSKの子宮頸がんワクチンは、強い免疫応答をもたらし、予防効果を長く持続させることを目的として開発されたGSK独自のアジュバントAS04を組み込んでいます。

AS04は、アルミニウム塩とmonophosphoryl lipid A (MPL)から成っています。MPLとは、免疫賦活剤であり、主要な免疫メカニズムを直接活性化させることで、ワクチンの抗原に対する免疫応答を最終的に増強させます。
アジュバントとは、ワクチンの抗原と併用して使用した際に免疫応答を増強する作用を持つ物質です。アジュバントには、従来アルミニウム塩のみが使用されており、ワクチンに非常によく使われています。

試験について
これらの試験では、AS04アジュバントが組み込まれたGSKの子宮頸がんワクチンと、アルミニウム塩のみが組み込まれている同じ抗原を使用したワクチンとを比較し、ワクチン接種後の免疫応答の性質と持続性を評価しました。これらの試験では、試験管内、動物試験、臨床試験と様々な条件下で検証が行われました。
それぞれの試験ではAS04アジュバントが組み込まれたGSKの子宮頸がんワクチンと、アルミニウム塩のみが組み込まれているもののいずれかを3回(0ヶ月、1ヵ月後、6ヵ月後)ずつ接種した後、4年間にわたって抗体価と免疫記憶B細胞のレベルが観察されました。
ヒトでの試験結果では、AS04アジュバントが組み込まれたワクチンの方がアルミニウム塩のみのものよりも、HPVの16型と18型に対して1.5倍〜2.1倍高い抗体価が確認されました。
これらのデータは、AS04アジュバントが組み込まれたワクチンの免疫記憶の増強に関する潜在的な可能性についても示唆しています。 AS04アジュバントを組み込んだ子宮頸がんワクチンを接種した後ではHPVの16型と18型に対する免疫記憶B細胞のレベルが、アルミニウム塩のものよりも2〜3.6倍高いことが確認できました。免疫記憶B細胞はワクチン接種後、抗体価を維持するのに不可欠なものとされています。

この試験のアブストラクトについては下記のサイトで閲覧が可能です。
DOI:10.1016/j.vaccine.2006.06.005:(http://www.sciencedirect.com/science/journal/0264410X)

GSKの子宮頸がん予防ワクチンについて
Cervarix は、子宮頸がん発症の最も多い原因である二つのタイプのヒトパピローマウイルス(HPV)16型と18型の感染および病変を予防する目的で開発されました。加えて、この予防ワクチンは、子宮頸がんの原因となるウイルスタイプの3番目と4番目であるHPV45型と31型のタイプに対しても予防効果を示すことが認められています。2 HPVの16型、18型、45型と31型のタイプを合わせると、世界における子宮頸がんの原因の80%を占めます。4
このワクチンは、ヨーロッパにおいて2006年3月に承認申請され、欧州以外では、2006年3月よりオーストラリアおよびアジアとラテンアメリカの一部の地域で順次行われる予定であり、米国FDAには2006年末までに承認申請を行う予定です。

HPVおよび子宮頸がんについて
年齢に関わらず女性全員が子宮頸がんの原因となるHPVに感染するリスクがあります。HPVには多くの異なる遺伝子タイプがありますが、世界的に見てHPVの16/18型のタイプの感染が70%以上の子宮頸がんの発症に関与しています。1
子宮頸がんは、世界における重要な健康問題であり、世界で毎年50万人近くが新たに発症しています。1子宮頸がんは世界で二番目に多く発症している女性特有のがんであり、女性特有のがんで3番目に多い死因となっています。毎年推定270,000人が子宮頸がんにより死亡しており、途上国においては、女性特有のがんの死因の1位となっています。5

グラクソ・スミスクラインおよびグラクソ・スミスクライン バイオロジカルズ社について
GSKは、今後5年間で多くの新たな主要ワクチンの発売を予定しています。これらは、ロタウイルスワクチン、肺炎球菌による疾患予防のワクチン、高齢者用の改良型インフルエンザワクチン、乳児用の髄膜炎混合ワクチンです。
GSKバイオロジカルズ社は、ワクチンの世界的なリーダーの1社であり、GSKのワクチンの研究開発および製造の大半が行われているベルギーのリクセンサートに拠点を置いています。GSKバイオロジカルズ社は、1,500人以上の研究者を抱えており、新しいワクチンを見出し、重篤な疾患の原因となる感染症を予防するためのコスト効果のある扱いやすい混合ワクチンの研究開発に専念しています。
2005年、GSKバイオロジカルズ社は先進国と途上国の165カ国に12億回分以上のワクチンを供給しました(1日平均300万回分相当)。

References
1.Giannini SL et al. Enhanced humoral and memory B cellular immunity using HPV16/18 L1 VLP vaccine formulated with the MPL/aluminium salt combination (AS04) compared to aluminium salt only. Vaccine 2006
2.Harper et al. Sustained efficacy up to 4•5 years of a bivalent L1 virus-like particle vaccine against human papillomavirus types 16 and 18: follow-up from a randomised control trial. Lancet 2006; 367: 1247-1255
3.Harper DM , Franco EL, Wheeler C, Ferris DG, et al. Efficacy of a bivalent L1 virus-like particle vaccine in prevention of infection with human papillomavirus types 16 and 18 in young women: a randomised controlled trial. Lancet 2004;364:1757-65
4.Muñoz N, Bosch FX, Castellsagué X, Diaz M, de Sanjose S, Hammouda D, Shah KV, Meijer CJLM. Against which human papillomavirus types shall we vaccinate and screen? The international perspective. Int J Cancer 2004; 111: 278-285.
5.Ferlay J, Bray P, Pizani P, Parkin DM. GLOBOCAN 2002: Cancer incidence, mortality and prevalence worldwide. IARC CancerBase No. 5, version 2.0. IARCPress, Lyon, 2004. Available at: http://www-dep.iarc.fr. Accessed September 20, 2005.Franceschi S. The IARC commitment to cancer prevention: the example of papillomavirus and cervical cancer. Recent Results Cancer Res 2005; 166: 277-297




戻る   ページTOPへ 上へ戻る



ご利用条件 |  プライバシーポリシー |  推奨環境
グラクソ・スミスクライン株式会社
Copyrights (C) GlaxoSmithKline K.K. All rights reserved.