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プレスリリース

GINAが喘息管理の新しいガイドライン発表
長期的な喘息コントロールの達成と維持を目的としたガイドライン

2006-11-16

  2006年11月13日ロンドン発

グラクソ・スミスクライン(本社英国、以下GSK)は、このたび喘息管理の国際指針であるGINA(Global Initiative for Asthma)から発表された、喘息管理に関する新たなガイドラインを歓迎します。

新たなガイドラインでは、喘息の長期的なコントロールの達成と維持こそが喘息治療の目的であると強調されており、これまでの「重症度に応じた治療法」から改変し、「コントロールレベルによる治療法」を提示しています。1 つまり、患者さんのコントロールレベルに応じて現在受けている治療の見直しを行い、治療を進めることが推奨されています。1

治療内容については、GINAが提唱する5段階の治療ステップの中で、コントロールレベルに応じた最適な治療が選択されることとなります。吸入ステロイド(ICS)と長時間作用性吸入β2刺激薬(LABA)の併用が、低用量のICS単独療法では十分にコントロールできない場合の治療ステップであるステップ3とステップ4において、第一選択として推奨されています。また、このガイドラインでは、リリーバー(発作治療薬)使用の増加は喘息コントロールの悪化のサインとして医師は注意すべきであると強調しています。

GSKの呼吸器領域開発部門のシニア・バイス・プレジデントであるダレル・ベイカー氏は次のようにコメントしています。
「これまでの『重症度に応じた治療』から『喘息コントロールレベルに応じた治療』へと大きくシフトした新しいGINAのガイドラインに大いに賛同します。喘息患者さんも本当は、喘息症状に怯えることのない生活を送ることができるのです。この考え方こそが、私たちが『Seretide』(サルメテロールとプロピオン酸フルチカゾンの配合剤)による継続的治療を推進する根底にあるものなのです。臨床試験においてもこの『Seretide』による継続的治療は、唯一GINAが定義する『喘息治療のゴール』に達することができる治療法であると示されています。」

GSKが推進する、喘息コントロールのための「Seretide」服薬方針は、同剤による継続的治療によって、GINAが定義する喘息のコントロールがどこまで可能かを初めて検証した大規模臨床試験GOAL(ゴール)スタディの結果に基づいたものです。GOALスタディの結果によると、「Seretide」によって患者さんの75%が、GINAガイドラインが定義する「良好にコントロールできている」状態を達成しました。さらに、より厳格な評価基準である「トータルコントロール」(GOALスタディにおける定義で、連続した8週間のうち少なくとも7週間、喘息症状や増悪が全くない状態)についても、「Seretide」投与患者の41%が達成していました2

GINAのガイドラインではまた、臨床現場での喘息のコントロールレベルの判断に有用なツールとして、「喘息コントロールテスト(ACT)」の使用を推奨しています。ACTは、臨床医が正確にまた効率的に喘息患者さんの喘息コントロール状態を把握・確認するのに役立つツールであり、患者さんと医師とのコミュニケーション向上にもつながります。ACTは、喘息コントロール状態に基づいてGINAガイドラインに定められた治療を効果的に推進するのに役立つツールであると期待されます。1

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グラクソ・スミスクラインは、研究に基盤を置き世界をリードする、医薬品およびヘルスケア企業であり、人々が心身ともに健康でより充実して長生きできるよう、生活の質の向上に全力を尽くすことを企業使命としています。


注:サルメテロールとプロピオン酸フルチカゾンの配合剤は、海外では「Seretide」や「Advair」等の製品名で販売されています。日本においては、喘息治療薬およびCOPD治療薬として現在承認申請中です。


<参考資料>
喘息コントロールテストについて
喘息コントロールテスト(ACT)は、喘息患者さん(12歳以上)が自分の喘息コントロール状態を確認するためのツールであり、臨床的にその有用性が証明されています。ACTは、簡単な質問を患者さんが自分でチェックし、症状の重症度合いに基づき自分の喘息コントロール状態を把握するものです。
(日本語のACTは「Zensoku.jp」( http://zensoku.jp )より入手できます

喘息のコントロールレベルの定義
コントロールの評価に用いる指標としては、日中の症状、行動の制限、夜間早朝の症状、発作治療薬の使用、呼吸機能、喘息増悪が挙げられています。

 コントロール良好コントロール不十分コントロール不良
日中の症状なし(週に2回以下)週に2回超「コントロール不十分」の項目が週に3つ以上当てはまる
活動の制限なしある
夜間早朝の症状なしある
発作治療薬の使用なし(週に2回以下)週に2回超
呼吸機能1
(PEF or FEV1)
正常範囲<80% 予測値、もしくは自己最良値
喘息増悪なし年に1回以上2週に1回3

注釈:
1)5歳以下の小児の呼吸機能は参考にならない。
2)喘息増悪が起きた場合は、その都度治療段階を確認することとする。
3)喘息増悪が起きた週は、「コントロール不良」とする。

References
1.http://www.ginasthma.com/GuidelinesResources.asp?l1=2&l2=0
2.Bateman E et al. Can guideline-defined asthma control be achieved? The Gaining Optimal Asthma controL study. Am. J. Respir. Crit. Care Med. 2004;170: 836-844.


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