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グラクソ・スミスクライン、インフルエンザパンデミック対策に 複数の抗ウイルス剤を備蓄する欧州の指針を歓迎 ザナミビル(「リレンザ」)とオセルタミビル(タミフル)の両方が備蓄候補として推奨される |
2008-02-04 |
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2008年1月28日(月)ロンドン発
グラクソ・スミスクラインplc(本社:英国 以下:GSK)は、欧州医薬品審査庁(以下:EMEA)が発表したインフルエンザパンデミック時の抗ウイルス剤の使用に関する新しい指針と、複数の抗ウイルス剤を用意しておくことがパンデミック対策のために有益であるという提言を歓迎します。この指針は、耐性ウイルス等に関する新しいエビデンスを基に改訂されたものです。
EMEAは、タミフル(一般名:オセルタミビル)使用の増加に伴い、特に小児において、薬剤耐性の頻度が増えることが確認されたと発表しています。EMEAは、薬剤耐性ウイルスの増加は、パンデミック発生時においてオセルタミビルの臨床使用に実質的な影響を与えるかもしれないと指摘しています。今回改訂されたEMEAの指針では、GSKの「リレンザ」(一般名:ザナミビル水和物)に対する耐性ウイルスの発現は極めてまれであり、オセルタミビルに耐性を示すウイルス株の内、ザナミビルの感受性が維持されるものがあることが明らかにされています。
オランダのロッテルダム大学ウイルス学教授およびESWI(European Scientific Working Group on Influenza)のチェアマンであるアルバート・オスターハウス教授は次のように述べています。
「私たちは絶えずパンデミック対策プランの見直しをする必要があることを、今回のEMEAの新しい指針はタイミングよく私たちに再認識させてくれるものです。薬剤耐性ウイルスの問題は、インフルエンザの専門家にとって悩みの種であり、複数の抗ウイルス剤を用意しておくことが有益であるという今回のEMEAの指針を歓迎します。パンデミック対策を見直すにあたって、各国政府は複数の抗ウイルス剤を用意することを真剣に検討すべきと考えます。」
ザナミビルに対する耐性ウイルスは極めてまれであり、同剤はインフルエンザの治療と予防に効果があることが実証されているとEMEAの指針で記載されています。したがってGSKは、インフルエンザパンデミックのための備蓄用抗ウイルス剤の一剤としてザナミビルが相応しいと考えています。
前回の2005年10月から今回アップデートした新しいEMEAの指針では、ノイラミニダーゼ阻害剤備蓄が推奨されており、ザナミビルとオセルタミビルの双方がその候補として挙げられています。
ザナミビルとオセルタミビルは共にノイラミニダーゼ阻害剤と呼ばれる抗ウイルス剤です。しかしながら、ザナミビルはオセルタミビルと異なる構造を有しており、この構造の違いでオセルタミビルに耐性を示すウイルス株の内、ザナミビルに対して感受性を維持するのもがあることの説明になり得るとされています。同時に、「ディスクヘラー」を使って吸入するザナミビルの服用方法は、非常に幼い子供や慢性の肺疾患を持つ患者さんについては使用制限が生じるともEMEAは述べています。
GSKの欧州医薬品部門のプレジデントであるエディ・グレイは次のように述べています。
「抗ウイルス剤は、どのようなインフルエンザパンデミック対策プランにおいても、鍵となる要素といえます。また新しいEMEAの指針では、今後起こり得るパンデミックへの準備の中でザナミビルが重要な役割を担うことが強調されています。EMEAの指針が示している通り、インフルエンザパンデミックは深刻な公衆衛生上の脅威であり、その準備については欧州において一致団結した活動が必要とされます。インフルエンザに対する抗ウイルス剤とワクチンの両方を製造するGSKとしては、各国政府のインフルエンザパンデミックの脅威に対する計画をサポートするべく、取り組んでいきます。」
GSKは、ワクチンおよび抗ウイルス剤の世界的な生産・開発能力の増強のため、これまでに17億ユーロをインフルエンザ対策に投資し、緊急性の高い医薬品の継続的供給の確保のために不可欠な事業活動を確実に継続出来るよう努めています。
GSKは2007年6月、世界保健機関(WHO)にプレパンデミック・ワクチン5,000万回分の寄贈を決定し、また更に段階的な優遇価格で追加分の供給に努めています。
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