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グラクソ・スミスクラインの子宮頸がん予防ワクチンCervarix、 英国において国民予防接種プログラムに組み入れられる |
2008-06-30 |
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英国保健省は、英国国民に対するヒトパピローマウイルス(以下:HPV)感染予防の予防接種プログラムのためのワクチンとして、グラクソ・スミスクラインplc(本社:英国 以下:GSK)の子宮頸がん予防ワクチンCervarix™を選択しました。子宮頸がんの原因の約70%となる発がん性HPVの2つの型の感染を予防することを目的とするこのプログラムは、2008年9月より、12〜13歳の女児を対象にワクチン接種が開始されます。次いで、14歳から18歳までの女性を対象とした、キャッチアップ・プログラムも今後2〜3年の間に実施していきます。
GSKの欧州医療用医薬品部門プレジデントであるエディー・グレイは次のように述べています。
「これは英国の女性にとってすばらしいニュースです。また、今回のことは、強い免疫応答を持続的に示すことで子宮頸がんの発生を予防するCervarix™への高い信頼を反映したものです。私たちは英国保健省と協力し、子宮頸がんによる疾病負担を減らせる様努めていきます。また、今後幾世代にわたって、女性とその家族の方が、この予防接種プログラムのベネフィットを実感していただけると信じています。」
英国においては、平均して3,000人の女性が、毎年子宮頸がんと診断され、また約1,000人の命が奪われています。子宮頸がんは、世界の女性におけるがんによる死亡原因の3番目となっており、これは2分間に1人の女性がこの疾患で亡くなっていることになります。この疾患による死亡だけでなく、子宮頸がんそのものや前がん病変は、女性にとって重大な精神的および肉体的な苦痛となります。子宮がん検診の実施と健康的な生活に加えて、このワクチン接種は一生涯における子宮頸がんのリスクを減らすと期待されます。
GSKの子宮頸がん予防ワクチンはすでに世界64カ国で承認されています。GSKが落札に成功した最初の主な国として、英国でのこのワクチンの予防接種プログラムへの組み入れは、新たな重要なマイルストーンとなります。これは現時点で世界最大規模のHPV感染予防プログラムの一つとなり、GSKはこれから世界中のもっと多くの政府と協力して、ひとりでも多くの女性がCervarix™による子宮頸がん予防接種プログラムのベネフィットを得られるように努力していきたいと思います。
GSKは子宮頸がん予防接種プログラムの実施の成功にむけて、英国保健省と協力して、支援を行っていきます。
生きる喜びを、もっと Do more, feel better, live longer
グラクソ・スミスクラインは、研究に基盤を置き世界をリードする、医薬品およびヘルスケア企業であり、人々が心身ともに健康でより充実して長生きできるよう、生活の質の向上に全力を尽くすことを企業使命としています。
【参考】
英国におけるHPV予防接種プログラムについて
2008年9月より、12〜13歳のすべての女児に対するHPV予防接種が定期接種として推奨されます。開始当初は、14〜18歳の女児に対するワクチンの提供をおこなうキャッチアップ・キャンペーンも行われます。
2009年9月からは、イングランド、ウェールズおよび北アイルランドの16〜18歳の女性にワクチンが提供され、2010年9月より15〜17歳に対してワクチンの提供がなされます。スコットランドにおいてはキャッチアップ・プログラムを16〜17歳を対象に、2008年9月1日から開始します。2009年9月よりスコットランドにおける14〜16歳の女児への予防接種が行われ、それまでにワクチン接種を完了していない、もしくは接種を行っていない女児に対しては2010年9月よりワクチン接種を行っていきます。
子宮頸がんとその疾患の進行について
HPVには約100種類の異なる遺伝子タイプが同定されており7、その中でも15種類ほどが子宮頸がんの原因となる発がん性HPVとして知られています。HPVの16と18型は、世界における子宮頸がんの原因の70%を占めています。子宮頸がんの原因となる型のHPVの持続感染が子宮頸部の細胞の異形成につながり、やがて前がん病変やがん細胞になることがあります。性生活を行う年齢の期間において、ほとんどの女性は子宮頸がんの原因となる型のウイルスの感染の可能性がありますが、その感染は一過性の場合が多く、自然にウイルスが排除されてしまいます。しかし、その感染が持続した場合、前がん病変あるいは子宮頸がんに至る可能性があります。
専門家によると、子宮頸がん予防においてはワクチン接種後の中和抗体(がん原性のウイルスタイプを中和し、子宮頸部の細胞への感染を防ぐことからこう呼ばれる)が不可欠であるとしています10-12。WHO(世界保健機関)も、ワクチンによる感染予防において中和抗体は主要な基盤と考えられると示しています。
世界中で50万人以上が毎年、子宮頸がんと診断され、28万人以上がこの疾患によって亡くなっています。
GSKの子宮頸がん予防ワクチンについて
Cervarix™は、子宮頸がん発症原因の70%を占める二つのタイプであるHPV16型と18型1をターゲットとして、子宮頸がんを予防する目的でGSKによって開発されました。
現時点において、GSKの子宮頸がん予防ワクチンは、EUに加盟する27カ国の他、メキシコ、オーストラリア、シンガポール、フィリピンを含め、世界64カ国で承認されています。また日本を含め世界35カ国において審査当局に承認申請を行っています。GSKは2007年9月にWHO(世界保健機関)に対し、WHOとGAVI(Global Alliance for Vaccines and Immunisation:ワクチン予防接種世界同盟)を通じて発展途上国に同ワクチンを供給するべく、Cervarix™の事前資格審査の申請を行っています。
2007年3月には米国FDAにこの子宮頸がん予防ワクチンの生物製剤承認申請(Biologics License Application)を提出しています。
GSKバイオロジカルズ社は、革新的技術のリーダーとして認められている世界規模のワクチンメーカーです。同社ではワクチンの研究開発の分野に積極的に取り組んでおり、30種類以上のワクチンを製造し、20種類以上のワクチンが開発されています。GSKバイオロジカルズ社は、本社をベルギーに置き、14の生産拠点を全世界において戦略的に配置しています。2007年には、GSKバイオロジカルズ社は、先進国と途上国の169カ国に11億回分以上のワクチンを供給しました(1日平均300万回分相当)。
GSKバイオロジカルズ社では、世界中のすべての世代の人々の健康に貢献できるような新しい画期的なワクチンを見出し、研究開発に専念する1,600人以上の研究者を含め、全世界で9,000人以上の従業員を有しています。
Cervarix™はグラクソ・スミスクライングループの登録商標です。 |
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