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プレスリリース

グラクソ・スミスクライン、2008年の企業責任報告書を発行
途上国特有の疾患対策や臨床研究の透明性を高めるための新たな取り組みを発表
慈善活動への寄付総額は13%増

2009-04-01

  2009年3月24日、ロンドン発

グラクソ・スミスクラインplc(本社:英国 以下GSK)は、2009年3月24日に2008年のCorporate Responsibility(企業責任)報告書を発行し、責任と透明性を持って事業を運営していく強い姿勢をあらためて表明しました。GSKは報告書で途上国における医薬品へのアクセス改善に対する取り組みをはじめ、臨床研究データの透明性を図るための新たな処置、医療従事者との金銭関係情報の開示、慈善活動への寄付の大幅な増加を報告しました。

今回の報告書についてアンドリュー・ウィティーCEOは、次の通り述べています。「私たちは、GSK特有の能力に恵まれていることを認識しています。社会との契約を継続的に強化していくことは極めて重要であるため、最高の倫理基準に則って事業を運営することに取り組んでおり、本報告書は、これを実践していく私たちの決意を強調するものです。GSKは、世界の最貧国で薬の価格の引き下げをはじめ、顧みられない疾患への研究を後押しするために知的財産をより柔軟に扱うことや、臨床研究を促進するために透明性を高めることに取り組んでいます。今後も世界の公衆衛生とその研究を推進していくための新たな方法や新たなパートナーシップを追求していきます。」

途上国特有の疾患に対する新たな提案の詳細
GSKは、特許で保護された医薬品を現在よりも入手しやすくし、途上国における医療の向上に貢献すべく以下の処置を講じています。
  • 顧みられない熱帯病の治療薬の研究を促すために知的財産権に対してより柔軟なアプローチを検討します。GSKは、取得した500の特許と300以上の特許出願(約80の特許ファミリーに関連する)をプールし、顧みられない疾患の治療薬の他者による開発に貢献します。これらの特許へのアクセスに加え、 GSKの医薬品に関する他の知的財産やノウハウに関しても第三者がアクセスを要請できる仕組みを打ち出し、研究者が顧みられない熱帯病の新たな治療薬を開発できるよう貢献します。

  • 特許で保護された医薬品の後発開発途上国での価格は、商品原価をカバーできる限り(持続的に供給を確保するため)先進国の薬価の25%以下に引き下げます。GSKは、後発開発途上国において110の製品と製剤の価格を引き下げます。薬価の引き下げは平均45%となり、2009年4月1日付けで実施されます。

  • 後発開発途上国で販売される医薬品からの収益の20%を、これらの国の医療インフラを強化するプログラムに再投資します。今後数カ月間で投資対象となる最初のプロジェクトを決定します。


透明性を高め臨床研究を促進する新たな取り組み
GSKは、既にその臨床研究および医療従事者との関わり方について透明性を図る手段を講じてきましたが、臨床研究を促進させるべくこの重要な分野におけるさらなる取り組みを発表しました。
  • GSKの「クリニカル・スタディー・レジスター」ウェブサイトに掲載する臨床研究情報の公開範囲を拡大し、全ての複数の臨床試験の分析結果(メタ分析)、患者の日常的なデータを使用する観察研究および開発を打ち切ったプロジェクトの臨床試験データを含むようにしました。さらにGSKは、可能な限り臨床試験結果がピアレビュー誌に掲載されるよう論文の提出に努めていきます。掲載されない臨床試験については、背景や結果の解釈をその「クリニカル・スタディー・レジスター」ウェブサイトに掲載することに取り組んでいきます。

  • GSKがスポンサーする新たに実施される臨床試験の責任医師の名前を、「クリニカル・スタディー・レジスター」ウェブサイトの概要情報に公開します。

  • 2010年から実施される臨床試験については、米国の医療従事者あるいはその医療機関に対する臨床試験実施のための支払い内容を公開します。以降、臨床試験以外の研究や米国以外の医療従事者・医療機関への支払いを公開していきます。

  • 欧州の医療従事者に対する顧問料を報告します。これは、2009年より米国医療従事者への講演料とコンサルタント料を公開するという前回の発表に続くものです。


GSKの慈善活動への寄付総額が13%増
2008年の慈善活動への寄付総額は1億2400万ポンド(約238億800万円)に達し、対前年比13%増となりました。1億2400万ポンドの内訳は、医薬品の寄贈6800万ポンド(約130億5600万円)相当、現金寄付3700万ポンド(約71億400万円)、機材など他の現物寄付400万ポンド(約7億6800万円)相当、これら健康と教育プログラムの運営・実施費用1500万ポンド(約28億8000万円)です。

GSKは、今年からその医薬品の寄贈額を卸し購入価格よりも低い商品原価で報告していきます。この新たなアプローチは、会社が負担する真のコストをより的確に表すものであり、従ってより透明性の高いものであると考えます。

6800万ポンド(約130億5600万円)相当の医薬品の寄贈には以下が含まれています。
  • リンパ管フィラリア症撲滅プログラムへの継続した取り組み。一般に象皮病として知られているリンパ管フィラリア症は、障害を引き起こす、顧みられていない疾患であり、GSKは、1998年以降10億錠の駆虫薬アルベンダゾールを寄贈し、48カ国の5億7000万人が投薬を受けてきました。

  • 500万ポンド(約9億6000円)相当の医薬品を、人道的支援目的で、最も貧困に苦しんでいる地域やビルマのサイクロンや中国の地震を含む国際救援活動のために寄贈。

  • 5600万ポンド(約107億5200万円)を米国の低所得者を対象とするPatient Assistance Programに投入。

3700万ポンド(約71億400万円)の現金での寄付は、以下を含む何百もの慈善団体と協力して行われました。
  • GSKのHIV/AIDSを対象とした「ポジティブ・アクション」プログラムは、21カ国においてHIV/AIDS教育・予防および医療サービスを実施。

  • GSKのPHASEプログラムは、13カ国の50万人以上の就学児童を対象により良い手洗い方法の習得を通じて下痢関連疾患の予防に貢献。

  • 800万ポンド(約15億3600万円)以上を、科学の教育と識字能力の向上を図る教育プログラムに寄付。

GSKのCorporate Responsibility(企業責任)報告書(英語)は、www.gsk.com/responsibilityからご覧下さい。企業責任の主要分野である医薬品へのアクセス、研究とビジネス倫理、環境への配慮、雇用慣行、ステークホルダーとの対話およびコミュニティーへの投資などの内容が掲載されています。

*1ポンド=192円


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グラクソ•スミスクラインは、研究に基盤を置き世界をリードする、医薬品およびヘルスケア企業であり、人々が心身ともに健康でより充実して長生きできるよう、生活の質の向上に全力を尽くすことを企業使命としています。

この資料は、英国グラクソ•スミスクラインが2009年3月24日に発表したプレスリリースの日本語訳であり、報道関係者各位の利便性のために提供するものです。この資料の正式言語は英語であり、その内容および解釈については英語が優先します。詳細はhttp://www.gsk.comをご参照下さい。また、内容が日本国内の状況と異なることがありますのでご留意下さい。


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