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グラクソ・スミスクラインとファイザー、 世界屈指のHIV領域に特化した新会社の設立に合意 |
2009-04-24 |
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2009年4月16日、ロンドン発
- 治療、医薬品アクセス、株主価値を大幅に向上させるHIV領域に注力した持続可能で独立した事業を設立
- 業界をリードする開発パイプラインでより多くの抗HIV薬を届け、HIV分野に改めて注力
- 株式は、85%をGSKが保有、15%をファイザーが保有
グラクソ・スミスクラインplc(本社:英国 以下GSK)およびファイザー社(本社:米国 以下ファイザー)は、抗HIV薬の研究開発と商品化に特化した世界屈指の会社を新たに設立することに合意したことを発表しました。この新たなHIV事業は、それぞれの会社が単独で取り組むよりも持続可能で幅広い規模になり、この成長市場にて19%のシェアを占め、業界をリードする開発パイプラインを有することになります。GSKは当初新会社の株式の85%を保有し、ファーザーは15%保有します。
GSKのアンドリュー・ウィティーCEOは、次の通りコメントしています。「本日は、私たちのHIV分野への取り組みを新たにし、HIV/AIDSと共に生きる人々により多くの治療薬をより効率的に届けるための大きな一歩となりました。このHIV専門事業の中核には、幅広い製品ポートフォリオと開発品目があり、これらは新会社の強固な収益基盤とHIVに特化した研究能力により、一層効果的に活用することが可能となります。HIVは、感染者数の増加や薬剤耐性ウイルスの出現で依然として世界的脅威です。新会社は、これらの課題に対処し、治療へのアクセス向上に貢献すべくより大きな役割を果たすことでしょう。」
ファイザーのジェフ・キンドラーCEOは、次の通りコメントしています。「私たちは、ファイザーとGSKの相互に補完しあう強さと能力を統合することにより、HIV領域の新たなグローバルリーダーを誕生 させ、この疾患の治療への継続した取り組みを再確認します。両社の既存の抗HIV薬の強みをはじめ、ファイザーのHIV開発パイプラインとGSKの世界的な流通能力を補完的に組み合わせる新会社は、より有効な新薬をより早く効率的に患者さんに届けられる体制を確保することができます。新会社の設立によってGSKとファイザーが単独で活動するよりも、より多くの患者さんに抗HIV薬を届け、世界規模でHIV治療にもっと貢献することが可能になります。」
製薬業界屈指のHIV開発パイプラインを有する新たな事業 新会社は、「コンビビル」、「エプジコム」、「セルゼントリ/シーエルセントリ」など市場をリードする製品を含む11の幅広い製品群を有することになります。これらの製品の2008年の見積売上高は約16億ポンドに達し、これらの収益は新会社の安定した財務基盤と開発パイプラインへの投資を支えます。
この新たな事業は、服薬コンプライアンスを向上させ薬剤耐性ウイルスを克服することに焦点を当て、革新的な抗HIV薬や剤形の研究開発に投資します。
新会社は、6つの革新的な薬剤から成る業界屈指の開発パプラインを有することになり、うち4つが現在フェーズ2開発段階にあります。合計で17の分子を用いて新規抗HIV薬候補としての用量を固定した多剤混合薬開発に取り組みます。これらの薬剤を開発するための研究開発業務はGSKとファイザーから直接請け負います。
また新会社は、抗HIV薬の初期研究や創薬研究に投資し、GSKおよびファイザーとの新たな研究提携契約の恩恵を受けます。この新たな提携のもとGSKとファイザーは、引き続き抗HIV薬の創薬研究と開発を行ないますが、新会社はこれらの活動に投資し、GSKあるいはファイザーが開発した新規HIV関連医薬品に関して最初に交渉を持つ独占権を有します。
新会社の製品ポートフォリオおよび開発パイプライン
2社の既存製品 | 2社の開発パイプライン |
製品 | 薬効群 | 製品 | 薬効群 | フェーズ | Agenerase | プロテアーゼ阻害剤 | GSK 1349572 | インテグラーゼ阻害剤 | II | 「コンビビル」 | ヌクレオシド系逆転写酵素阻害剤 | UK-453061 | 非ヌクレオシド系逆転写酵素阻害剤 | II | 「エピビル」 | ヌクレオシド系逆転写酵素阻害剤 | GSK 2248761 (IDX899) | 非ヌクレオシド系逆転写酵素阻害剤 | II | 「エプジコム」 | ヌクレオシド系逆転写酵素阻害剤 | PF-232798 | CCR5拮抗薬 | II | 「レクシヴァ」 | プロテアーゼ阻害剤 | PF-3716539 | 薬物動態エンハンサー | I | Rescriptor | 非ヌクレオシド系逆転写酵素阻害剤(米国のみ) | GSK706769 | CCR5拮抗薬 | I | 「レトロビル」 | ヌクレオシド系逆転写酵素阻害剤 | | | | 「セルゼントリ/シーエルセントリ」 | CCR5拮抗薬 | | | | Trizivir | ヌクレオシド系逆転写酵素阻害剤 | | | | Viracept | プロテアーゼ阻害剤 (北米のみ) | | | | 「ザイアジェン」 | ヌクレオシド系逆転写酵素阻害剤 | | | |
HIV治療へのアクセス向上の取り組み 新会社は、GSKとファイザーがこれまで取り組んできた抗HIV薬への医薬品アクセス向上の取り組みを継承します。
抗HIV薬を最も必要としている国を対象に引き続き優遇価格で提供し、これらの市場における抗HIV薬の生産の多様化と生産能力の拡充に向けて抗HIV薬の製造・販売ライセンスの新たな供与に取り組んでいきます。
先進国においては、抗HIV薬への適切なアクセスを促進するための研究開発活動に従事します。特にHIVと共に生きる子供たちのための治療薬と剤形開発に更なる努力を払っていきます。
また新会社は、GSKとファイザーが行なってきたHIVに関する社会貢献活動を引き継ぎます。GSKが長年にわたり取り組んできた「ポジティブ・アクション」プログラムは、新会社に移行され、予防、偏見・差別対策をはじめHIVと闘っているコミュニティーの能力開発や治療に関する知識の向上に焦点を引き続き当てていきます。2002年以降GSKは、63カ国にわたる65のプロジェクトを他団体と提携して実施してきており、新会社は引き続き「ポジティブ・アクション」に投資していきます。
ファイザーは、HIV/AIDSとの闘いに多大な投資を行なってきており、主要なステークホルダーや団体と提携しながら取り組んできました。ファイザー財団は、米国における「コネクトHIV」プロジェクトをはじめ途上国における「ジフルカン・パートナーシップ・プログラム」やアフリカにおける研修・研究・医療を実施する「感染症研究所」を引き続き支援していきます。
HIV治療に専念する独立したリーダーシップ・チーム 新会社のマネジメント・チームは、HIV領域に新たに焦点を当て、社内外の投資の機会に迅速にアクセスし、優先化することができます。
新会社の時期CEOおよび役員にドミニク・リメが任命されました。
ドミニク・リメは、現在GSKのPersonalised Medicine Strategyのシニアバイスプレジデントおよびヘッドを務めています。医師の資格を有しており、南欧・東欧市場地域プレジデントやGSKフランスのジェネラル・マネージャーなど数々の上級職を担ってきました。また、GSKの「ポジティブ・アクション」運営委員会メンバーおよび各国のHIV/AIDS関連プログラムを支援しているGSKフランス財団のボードメンバーでもありました。
新会社の役員に任命される他のメンバーは以下の通りです。
- ジュリアン・ヘスロップ、GSKの最高財務責任者および新会社の会長
- シース・ハイマン、ファイザーの欧州スペシャリティ・ケア・ビジネス・ユニットのリージョナル・プレジデント
- ズィ・ホン、GSKのシニアバイスプレジデントおよび感染症領域CEDDヘッド
- アバッス・フセイン、GSKの振興市場プレジデント
- ダンカン・リアモス、GSKの広報&グローバル・コミュニティ・パートナーシップ シニアバイスプレジデント
- マーティン・マッケイ、ファイザーのグローバル研究開発部門のプレジデント
- イアン・マッカビン、GSKのストラテジー・ロジスティックスおよびエクスターナルサプライ シニアバイスプレジデント
- エレン・ストラールマン、GSKのシニアバイスプレジデントおよびチーフメディカルオフィサー
GSKとファイザーは、統合委員会を設置し、事業統合完了後の新会社発足に向けて両社の代表者が準備に当ります。研究開発活動を管轄する研究開発ヘッドは今後任命される予定です。生産および他のサービスは、GSKとファイザーが提供します。
今回の発表に関する詳細は、医師、患者さん、コミュニティーステークホルダーおよび投資家を含む各関連者向けにGSKとファイザーが立ち上げたウェブサイトwww.hivfutures.comをご覧下さい。
グラクソ・スミスクラインについて 生きる喜びを、もっと Do more, feel better, live longer グラクソ・スミスクラインは、研究に基盤を置き世界をリードする、医薬品およびヘルスケア企業であり、人々が心身ともに健康でより充実して長生きできるよう、生活の質の向上に全力を尽くすことを企業使命としています。
ファイザーについて ファイザーは1849年に設立され、人々と大切な動物たちのためにより良い健康と医療への優れたアクセスのために貢献してきました。毎日、90カ国以上で80,000名超の社員が高品質、安全そして効果的な処方薬を発見・開発・製造して患者さんのもとへ届けるために働いています。
この資料は、英国グラクソ•スミスクラインplcおよび米国ファイザー社が2009年4月16日に発表したプレスリリースの日本語訳であり、報道関係者各位の利便性のために提供するものです。この資料の正式言語は英語であり、その内容および解釈については英語が優先します。詳細はhttp://www.gsk.comをご参照下さい。また、内容が日本国内の状況と異なることがありますのでご留意下さい。
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